北京、天津の観光地を紹介します。故宮、天安門、万里の長城の八達嶺、天壇などです。


中国の観光地 - China - 1





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北京と天津の観光地

北京、天津周辺の観光地地図

北京は、中国(中華人民共和国)の首都で、中国の政治、文化の中心地です。
悠久の歴史を持つ古都のひとつでもあり、周辺部を含めて見所は豊富です。中国観光には欠かせない町です。

天津は、北京の南東100kmの都市で、こちらも人口1000万人を擁する大都市です。中国の4つの直轄市のひとつで、北京の海への玄関口となっています。

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・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。

北京

北京
(ペキン/ペイジン)

中国北東部にある、人口1500万人を擁する中国の首都です。
四国ほどの面積を持つ広い直轄市となっていますが、都心は比較的狭い範囲に集中し、中国共産党の中央委員会があり、国家の政治、行政の中心地となっています。
古代より北方の拠点の地で、12世紀に金の都となり、以後常に重要な都市として位置づけられました。
漢代には「北平」、元代は「大都」などと時代によって呼称が変わり、「北京」となったのが明代です。蒋介石の国民党時代は「北平」に戻り、1949年の中華人民共和国成立時に再び「北京」となっています。
経済発展の著しい中国にあって、歴史的スポットや伝統的な街並みが多く残る観光都市ですが、2008年のオリンピックに向けて市街の近代化が急ピッチで進んでいます。
なお「北京」は日本語では一般に「ペキン」と読みますが、英語などでは中国語に近い「ベイジン(Beijing)」と読みます。
 北京地図 : ホテル予約サイト「e-China」にある市内地図です。観光地の位置もわかります。



天安門
(ティエンアンメン) 

北京の中心部にある市のシンボル的な門です。
故宮外城の南門で、明代の1471年に礎が築かれて1651年に現在の形になりました。
2層の屋根を持ち、正面の城壁に毛沢東の肖像がかけられています。
門の南側は、南北880m、東西500mの世界最大の広場「天安門広場」になっています。
広場中央に「人民英雄記念碑」、西に「人民大会堂」、東に「中国革命歴史博物館」、南に「毛主席紀念堂」があります。


故宮博物院
(クークオン・ボーウーユエン) 

天安門の北にある、明・清代の皇帝の居城「紫禁城」をそのまま博物館としたもので、「紫禁城」は現在通称「故宮」と言います。
東西750m、南北960mの敷地に、中心となる「太和殿」をはじめとする700余りの建物が建っています。
全体の完成は1420年で、1925年から一般公開されました。
絵画、彫刻、工芸品、陶磁器など100万点を越える収蔵品があり、見学には半日以上必要です。
なおかなりの収蔵品が台湾の故宮博物院に移っています。


景山公園
(チンシャン・コンユアン) 

故宮の北隣にある緑地公園で、明・清時代の王室庭園だったところです。
高さ43mの人工の丘に、当時に立てられた楼閣が5つあります。
天安門から真直ぐに南に伸びる大通りが見え、その両側に広がる市街が眺められます。
初夏に大輪のボタンが咲くことでも有名です。


北海公園
(ペイハイ・コンユアン) 

景山公園の西隣にある公園で、10世紀頃の遼から明の時代にかけて皇帝の御苑だったところです。
68haの広大な敷地に人工湖があり、数々の歴史的な建物も多く残っています。
特に、中央の丘にそびえる高さ36mのラマ教の白塔が有名です。


王府井
(ワンフーチン) 

故宮の東にある、北京随一の繁華街です。デパートやホテルが集まっています。


恭王府
(ゴンワンフー) 

故宮の北2kmにある、清代の1777年に建てられた王の館です。
当初は乾隆帝の悪臣・和○(○=王(オウヘン)+申)の邸宅で、その後1851年に恭親王が皇帝より賜ったものです。
清代の王府としてほぼ完全な姿をとどめており、見学は花園だけが可能です。
また付近の街路は独特の路地「胡同(フートン)」が残っています。


天壇
(ティエンタン) 

故宮の南南東3kmにある、明代の建築群です。
1420年に完成し、皇帝が天を祭り、五穀豊穣を祈ったところです。
「祈念殿(チーニエンティエン)」、「皇穹宇(ホアンチョイユイ)」、「圜丘壇(ホアンチュイタン)」などの建物があります。
なお、故宮を中心に南に「天壇」、北に「地壇」、東に「日壇」、西に「月壇」がそれぞれ約3km離れた位置に配され、現在はそれぞれ公園となっています。


雍和宮
(ヨンホーゴン) 

故宮の北北東3kmにあるチベット仏教(ラマ教)の寺です。
清代の1694年に皇太子の御殿として建てられましたが、1744年にラマ廟が建立されました。
いくつもある建物の内、「万福閣」にある弥勒仏は地上18m、地下8m、合計26mの高さを持つ白檀の一木造りで、世界最大の木造仏としてギネスブックにも登録されています。


大鐘寺
(ティエンタン) 

故宮の北北西6kmにある清代の1733年創建の寺です。
明代の16世紀に鋳造された世界最古といわれる高さ7mの鐘が有名です。
鐘の外側と内側に22万字を越える経文が鋳られており、「中国鋳王」と称えられています。
寺には元代以後の100を越える鐘が陳列され、「古寺博物館」ともいわれています。


北京動物園
(ベイジン・ドンウーユアン) 

故宮の北西6kmにある中国最大の動物園です。
500種余りの動物が飼育されていますが、なんといっても、ジャイアントパンダと金糸猿が有名です。


中華民族園
(チョンフア・ミンツウユアン) 

故宮の北10kmにある、中国の少数民族の文化を紹介するテーマパークです。
各民族の部落が再現され、歌や踊り、生活の姿を見ることができます。


頤和園
(イーホーユアン) 

北京の中心部から北西15kmにある中国最大の王室庭園です。
12世紀、金の時代の離宮から始まり、明・清代は皇帝の御苑となりました。
1860年に英仏軍に破壊されましたが、1888年にに再建しました。
290haの広大な敷地に、人工湖の「昆明湖」と人工的に造った高さ58mの「万寿山」で構成し、楼閣や仏塔を配して変化に富んだ景色を作っています。


香山公園
(シャンサン・コンユアン) 

北京の中心部の西北西20kmにある森林公園です。
山の頂上の岩が香炉に似ていることからついた名前で、秋には山一面が紅葉になることで有名です。


北京周辺
盧溝橋
(ルコウチャオ) 

北京の西南西20kmにある永定河にかかる橋で、金の時代の1192年に完成した北京最古の石造りの橋です。
全長266m、幅9mで11のアーチから成り、欄干には485の獅子が彫られています。
マルコポーロが「東方見聞録」で美しさを絶賛しています。
1937年に日中戦争のきっかけになった盧溝橋事件勃発の地でもあります。


周口店
(チョウコウティエン) 

北京の南西50kmにある、50万年前のものといわれる北京原人の化石が発見された遺跡です。
発見は1929年で、最初の発掘物は太平洋戦争に向かう不穏な情勢の中で行方不明になってしまいました。
その後も発掘が続けられて多くの化石が見つかっています。
化石が発掘された洞窟や、発掘物を展示する博物館があります。


明十三陵
(ミンシーサーリン) 

北京の北北西50kmにある明代皇帝を埋葬した陵墓群です。
1400年代初めから約200年にかけて、第3代永楽帝から16代崇禎帝までの13の陵墓が残っています。
見学できるのは、3代永楽帝の「長陵」、12代隆慶帝の「昭陵」、13代万暦帝の「定陵」の3つです。
参道に並ぶ石像や、大理石の地下墳墓など、見所がたくさんあります。


八達嶺
(パーターリン) 

北京の北西60kmにある「万里の長城」最大の見学スポットです。
「万里の長城」は、東は渤海に臨む「山海関」から、西は甘粛省西部の「嘉峪関」まで続く全長6700kmに及ぶ世界最大の建造物で、紀元前6〜3世紀に北方騎馬民族の防衛のために造られました。
八達嶺は明代に大改修されていますが、保存状態がよく、北京からも近いため多くの観光客が訪れます。


天津

天津
(ティアンジン)

北京の南東100kmにある、人口1000万人の大都市で、中国の直轄市となっています。渤海に臨み、中国北部最大の対外開放港となっています。
アヘン戦争後の1858年に、英仏連合軍との戦い(アロー戦争)で占領され、天津条約によって開港してから急速に発展しました。
中国成立後は工業都市として中国経済を牽引しましたが、1990年代以後は広州や深センなどの急速な発展でやや影が薄くなっています。それでも日本企業も多く進出している重要な都市になっています。
 天津の市街地図

天后宮
(ティアンホウゴン) 

市内中心部の北にある、海の女神「天后」を祀る廟です。
1326年創建の天津で最古の建物で、山門の他にいくつもの建物が残ります。
中には「天津民俗博物館」があり、天后宮や天津の歴史を紹介しています。


古文化街
(クーウェンフアジエ) 

天后宮から南へ延びる門前町です。
1986年に清代の建物を模して修復し、歴史物語や花鳥の絵、彫刻などで飾っています。
骨董品や民芸品の店が並びます。


広東会館
(クアントン・フイクアン) 

天后宮の西南西1kmにある清代の1907年に建てられた四合院方式の建築物です。
中心は芝居劇場の「戯楼」で、中国京劇のスター梅蘭芳も出演したことがあります。
建物の施された木彫りは広州地方の特徴を持っていて、広東人の同郷会館ともなっています。


周恩来紀念館
(ツォウエンライ・ジーニエンクアン) 

広東会館の南西1.5kmにある周恩来を記念する建物です。
隣に、周恩来が青年期に現在は大学となっている当時の南開中学校があります。
写真や資料など8千点が展示されています。


水上公園
(シュイシャン・ゴンユアン) 

市の中心部の南西4kmにある天津最大の公園です。
広大な敷地の7割を湖が占め、冬は湖面が凍りスケートも楽しめます。
園内には「天津動物園」があり、パンダもいます。


天塔
(ティアンター) 

水上公園の東にそびえるテレビ塔です。
高さ415mはアジアでも有数の高さを誇り、253mの高さのところに展望台があります。
登るのには荷物を預け、また金属探知検査があるそうです。


独楽寺
(トゥレスー) 

天津の中心部から北100km(北京から東80kmになります)にある寺で、唐代の636年に創建され、遼代の984年に改修された古刹です。
中国の木造建築としては最古のもののひとつです。
中心の建物「観音閣」には高さ16mの粘土製の「十一面観音像」があります。


黄崖関長城
(フアンヤーグアン・チャンチェン) 

独楽寺の北30kmにある「万里の長城」です。
557年に関が設けられ、明代に大規模な改修が行われたものです。
1984年に3kmの区間が観光用に修復され、この部分で観光ができます。




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