広州、深セン、アモイ、桂林、海南島など、中国・華南の観光地を紹介します


中国の観光地 - China - 5





中国の観光地ガイドページ
  1.北京周辺・天津  2.華北(雲崗、洛陽など)  3.華中東部(上海、南京、蘇州、杭州など)  4.華中西部(武漢など)
  5.華南(広州、深セン、海南島、桂林など)(このページ)  6.香港・マカオ  7.東北地方(大連、瀋陽、ハルビンなど)
  8.西北地方東部(西安など)  9.西北地方西部(敦煌、ウルムチなど西域シルクロードと青海省)
  10.西南地方東部(重慶・成都など)  11.西南地方西部(昆明、ラサなど)
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華南の観光地(広州/アモイ/海南島/桂林など)


中国・華南の観光地地図


中国南東部の福建(フーチエン)省、広東(クワントン)省、海南(ハイナン)省、広西壮族(クワンシー・チアンツー)自治区をここでは範囲としています。
香港・マカオもこの地域に入りますが、別ページにまとめてあります。  香港・マカオ

この地域は福建省が亜熱帯で、南に行くに従って熱帯になる地域です。南シナ海からのモンスーンで、年間を通じで雨量も多いです。

観光地ガイドのガイド
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世界遺産
・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。

福建省

泉州
(チュアンチョウ)

福建省南東部にある町です。
12世紀の宋代から13世紀の元代に、中国一の貿易港として賑わい、マルコポーロの「東方見聞録」にも紹介されました。現在は港は土砂で埋まって貿易港の面影はありませんが、当時の繁栄を示すスポットがいくつも残っています。

開元寺
(カイユアンスー) 

市街の北西部にある寺です。
唐代の686年の創建で、福建省最大の敷地を誇り、建物の各所に古代インドの神話に基づく彫刻があります。
境内に高さ48mの東塔、高さ44mの西塔、両者をあわせて「双塔」という石塔があり、町のシンボルとなっています。


海外交通史博物館
(ハイワイ・ジャオトンシー・ボーウークアン) 

市内の2ヶ所にある貿易港・泉州の歴史を伝える資料を展示する博物館です。
開元寺の東にある建物には、1974年に泉州湾で発見された宋代の沈没船が展示されています。
また町の東郊にある建物には、海事活動の文物や、宋・元代以後のイスラム教、バラモン教、マニ教などの墓石や石刻などが展示されています。


清浄寺
(チンジンスー) 

市街の南部にある中国最古のイスラム寺院です。
アラビア語の碑文により1009年の創建で、1310年の改修されたと記録があります。
高さ20mのアラビア風のアーチ型入り口を持つ大門が残っています。


洛陽橋
(ルオヤンチャオ) 

市の東10km、洛陽江に架かる橋です。
宋代の1059年に完成したもので、長さ834m、幅7m、橋脚が31あります。
湾に注ぐ河口にあり、波が荒い場所で、貝のカキを使って基礎を固める独特な工法が特徴となっています。


厦門(アモイ)
(シアメン)

福建省東南部、台湾海峡に面する町です。主要部は大陸と厦門港を挟んだ島の西側にあります。大陸と島は橋で結ばれています。
明代から貿易港として栄え、南京条約の開港でさらに発展しました。付近の風光も美しく、経済特区にも指定され活気があります。
なお「アモイ」は日本語での読みで、現地訛りで聞こえた音がそのまま読みになったらしいということです。ですから現地で「アモイ」と言っても通用せず、現地語では「シアメン」です。
 厦門の地図

南普陀寺
(ナンプートゥオスー) 

厦門島の東南部、五老山の南麓にある寺です。
唐代の創建で興廃を繰り返し、清代の再建時に浙江省の普陀山の南にあることから南普陀寺となったといわれます。
境内には堂々とした建物が並び、この地域の仏教の聖地となっています。
独特の精進料理も有名で、一般参拝客も食べることができます。


胡里山砲台
(フーリーシャン・パオタイ) 

厦門島の南部海岸にある、清代の1891年に建てられた砲台跡です。
沿岸防衛のために設けられ、城壁や濠の他、宿舎や弾薬庫なども保存されています。
砲台には長さ14mのドイツ製の大砲が残っています。


鼓浪嶼(コロンス島)
(グーランユー) 

厦門島の南西に700mの水路を隔てて浮かぶ長さ2km、幅1kmほどの小島です。
島中に花が咲き乱れて「海上の楽園」といわれます。
南西部に高さ92mの最高地点「日光巌」があり展望台になっています。
1903年に租界地となり、ヨーロッパや日本などの外国人が建てた別荘が多く残っています。
清代初めにこの地域で戦った英雄の「鄭成功博物館」や海浜庭園の「菽荘花園」などのスポットもあります。


福建省のその他のスポット
武夷山
(ウーイーシャン) 

福建省北東部の山地です。天遊峰が最高峰で1155mですが、36峰99岩72洞108景といわれ、山々を渓谷が刻み、奇峰、奇岩があちこちに点在します。
山々を縫いながら流れる「九曲峡」がハイライトで、約10kmを竹作りのいかだで川下りを楽しむことができます。
またこの付近は「岩茶」と呼ばれる烏龍茶の産地としても有名です。
 武夷山の地図


永定客家土楼民族文化村
(ヨンティン・クーチャ・トゥーロウ・ミンツー・ウェンフアツン) 

厦門の西北西150km、広東省との省境近くの町・永定にある民族文化村です。
漢代に黄河流域から争いを逃れて移住してきた民「客家(ハッカ)」が、この地で建てた独特の円筒形や方形の土作りの巨大な一族集合住宅「土楼」がいくつもあります。
主なものに「承啓楼」、「振成楼」などがありますが、周辺の地域には数百の土楼が点在します。


広東省

広州
(クアンチョウ)

広東省の中央部、南シナ海に注ぐ珠江(チュージアン)のデルタ地帯の北端に位置する省都で、人口1000万を擁して北京、上海に次ぐ中国第3位の大都市です。また「食は広州にあり」と言われる食都としても有名です。
古代から華南の中心的な都市で、戦後の中華人民共和国成立後は香港に近いために対外貿易港の機能を持ち、特に1979年以降の経済開放政策で深センの経済特区の影響で急速に発展しました。
 広州の地図



越秀公園
(ユエシウ・ゴンユエン) 

市の中心部、広州駅の南東にある丘「越秀山」を中心にした公園です。
敷地内には3つの人造湖があり、「鎮海楼」などの楼閣があります。
また南西の隅にある「五羊石像」は、5匹の羊が五穀豊穣をもたらしたという伝説に基づくもので、広州が「羊城」とも呼ばれる言われにもなっています。


鎮海楼
(チェンハイロウ) 

越秀公園の中央、越秀山の山頂に建つ明代の1380年に造られた楼閣です。
高さ28mの5層で、しばしば氾濫を起こした珠江を海に見立て、それを鎮めるために命名されたものです。
1929年にコンクリート造りに改修し、内部が「広州市博物館」になっています。


中山紀念堂
(チョンシャン・チーニエンタン) 

越秀公園の南にある革命の父・孫文を記念して1931年に建てられた講堂です。
八角形の宮殿風の外観で、1921〜22年に臨時大統領就任中に総統府があった地に建っています。


蘭圃
(ランプー) 

広州駅の近く、越秀公園の西にある公園で蘭が1万鉢以上あります。
大通りに面しながら静かな都会のオアシスとなっています。
園内に中国茶館がいくつかあります。


西漢南越王墓博物館
(シーハン・ナンユエワンムー・ボーウークアン) 

蘭圃の南にある、紀元前2世紀の前漢(西漢)時代の南越王・趙昧の墓や出土品を展示している博物館です。
1983年の建設工事の際に偶然発見されたもので、墓室のほかに千点を越える副葬品が出土しています。


光孝寺
(グアンシャオスー) 

越秀公園の南西1kmにある広東省最古の禅寺です。
前漢時代の南越王の邸宅が5世紀に寺とされ、名前を変えながら明代の1482年に「光孝寺」になりました。
各時代に建てられた建物が多く残っています。


六榕寺
(グアンシャオスー) 

光孝寺の南東にある南北朝時代の537年創建の寺です。
もともとは「浄慧寺」といいましたが、宋代の詩人・蘇東坡が訪れた時に境内の6本の榕樹(ガジュマル)を讃えて「六榕」と書き残して以来「六榕寺」と呼ばれるようになりました。
中央にある高さ57mの八角9層の「花塔」は広州最古の仏塔です。


陳氏書院
(チェンシー・シューユエン) 

六榕寺の西1.5kmにある廟で、「陳家祠」ともいいます。
清代末期に広東省内の「陳」姓を名乗る人々が祖先を祀る廟として建てたもので、建物の各所に精巧な装飾が施されています。
一族の子弟が科挙受験の私塾としても使われました。
現在は広東省の民間工芸品の展示を行っています。


清平市場
(チンピン・シーチャン) 

六榕寺の南西2km、珠江近くにある広州最大の食品市場です。
広東料理を支えるバラエティ豊かな食材が集まっており、野菜や魚はもちろん、ヘビ、ウサギ、ネズミ、犬、猫、タヌキ、サソリ、亀といった驚くような材料が売られています。


沙面
(シャーミエン) 

清平市場の南、明代に珠江の河畔を埋め立てて造られた小さな人工島で、石造りの洋館が並ぶヨーロッパ風情の街並みです。
東西900m、南北300mほどの地域で、19世紀後半に欧米列強の租界地となって領事館などの開設のために建てられたものです。散策が楽しめます。


深セン
(シェンチェン) <センは日本語読みで、漢字は「土(ツチヘン)+川」>

広州の南東100kmにある1980年に中国最初の経済特区に指定され、最も経済発展が目覚しい都市です。市名の「セン」が常用漢字にないため、「深セン」と書いたりします。
西に珠江が注ぎ込む湾「珠江口」があり、南は深セン河をはさんで香港に接します。
新興都市のため、観光スポットも新しいテーマパーク的なものが多く造られています。
 深センの地図

深セン博物館
(シェンチェン・ボーウークアン) 

市街の東部にある1988年開館の博物館です。
4つのフロアに古代の青銅器から明・清代の絵画まで各時代の展示があります。
ツアーなどにはよく組み込まれていますが、土産物の販売が強引だという話も伝わっています。


錦繍中華
(ジンシウ・チョンフア) 

市街の西15km、深セン湾岸にあるミニチュアのテーマパークです。
30万uの敷地に、中国各地の名勝や遺跡を1/15の大きさで精巧に作ったものが80余り並んでいます。
一巡りするだけで中国全土の観光地がわかります。


中国民俗文化村
(チョンクオ・ミンツー・ウェンフアツン) 

錦繍中華の西隣にある中国少数民族の家屋を再現したテーマパークです。
20万uを越える敷地に21の少数民族の民家が再現され、中には生活がわかるように民具や調度品が置かれています。
衣装、音楽、舞踊、工芸なども紹介しています。


世界の窓
(シーチエ・チーチュアン) 

中国民族文化村の西にある世界の名所や民族を紹介しているテーマパークです。
48万uの敷地に100を越える世界の名所のミニチュアがあります。
日本のものでは富士山や法隆寺などがあります。


肇慶
(チャオチン)

広州の西80km、西江(シージアン)の北岸の町です。東に硯の名産地として知られる端渓があり、市内は昔ながらの硯工場があります。
また広東省随一の景勝地でもあります。
 肇慶の地図

七星岩
(チーシンヤン) 

市街北部にある7つの岩山とそれらを取り囲む5つの湖が広がる景勝地です。
岩山は石灰岩で、鍾乳洞もいくつもあります。
周辺には寺院も点在し、崖には唐代以降の石刻などもあります。


海南省

海口
(ハイコウ)

海南島北岸の省都で、本土からの海の玄関です。
古くは流刑の地でしたが、現在は経済特区に指定され、「ココナッツ・シティ」と呼ばれる南国の近代都市です。
 海口の地図

五公祠
(ウーゴンシー) 

市の南東郊にある唐・宋代に島流しされ、島の文化発展に貢献した5人を祀る廟です。
清代の1889年に建立され、他に、5公の石像や明代以降に造られた古建築群もあります。
海口市博物館も併設しています。


海瑞墓
(ハイシュイムー) 

市の西部にある16世紀明代の政治家・海瑞の墓です。
清廉潔白で、時の皇帝に直に政治の諌めを述べて怒りを買い投獄されましたが、その皇帝の没後に再び登用されたということです。


東寨港紅樹林
(トンツァイコン・フンシューリン) 

海口の南西30kmの湾、東寨港の海岸部に生育するマングローブ林で、中国で最初に保護区となったところです。
ボートでめぐることができます。


三亜
(サンヤー)

海南島南端にある中国では数少ない熱帯のビーチリゾートタウンです。
近代的なホテルが整備され、空港は国内各地と結ばれ、海口からも高速道路がつながるなど、アクセスも便利です。
 三亜の地図

三亜のビーチ
 

市街の南東3kmにあり、約3kmの長さの浜をもつ「大東海ビーチ」、西4kmにある「三亜湾ビーチ」、南東30kmにあり、水の透明度が高く美しい白浜が10km続く「亜龍湾ビーチ(亜龍湾国家旅游度假区)」があります。


鹿回頭
(ルーフイトウ) 

三亜の南3km、大東海ビーチ西端の小高い丘の頂上にある公園です。
三亜の市街地が見渡せ、夜景もきれいです。
昔、青年が1頭の鹿をこの山の断崖まで追い詰めた時、鹿が振り返ると美しい少女に変わり、青年と結ばれたという伝説があり、若いカップルが多く訪れるといいます。


天涯海角
(ティエンヤーハイジャオ) 

三亜の西25kmにある、巨大な岩が点在する海岸です。
「天の果て、海の果て」の意で、これらの岩に「天涯」「海角」「海闊天空」「南天一柱」などの文字が清代に彫られたものが残っています。
海岸周辺は公園になっています。
なおここの景色は2元紙幣の図柄になっています。


南山寺
(ナンシャンスー) 

三亜の西40kmにある寺で、日本に渡航の途中に嵐で漂着した高僧・鑑真が滞在したところです。
広大な敷地は仏教のテーマパークのように整備され、園内をカートで移動できます。
沖合いには世界最大の高さ108mの海上観音像があります。
精進料理も名物となっています。


小洞天
(シャオトンティアン) 

南山寺の近く、奇岩が点在する景勝地「海山奇観旅遊区」内にある、鑑真和尚が漂着して上陸したところです。
鑑真をはじめ5人の僧の石像が立ち、「小洞天」と刻まれた石碑の下には洞窟があります。


広西壮族自治区

桂林
(クイリン)

広西壮族自治区の北東部、漓江(リージエン)河畔にある町です。町全体が山水画の雰囲気があり、昔から「桂林の山水は天下一」と言われた景勝地です。
石灰岩が多く分布するためカルスト地形を形成し、奇岩や鍾乳洞が多くあります。
 桂林市街の地図 
 桂林周辺の地図



独秀峰
(トゥシウフェン) 

市街の中心にあるツリガネ状の岩山で、「紫金山」とも呼ばれます。広西師範大学のキャンパス内にあり、麓は明代に置かれた靖江王府の跡があります。
高さ70mで、300段余の階段で頂上に登れます。
100を越える古くからの石刻も残っています。


伏波山
(フーポーシャン) 

独秀峰の東、漓江の河畔にそびえる岩山です。
高さ30mで頂上から市内を眺めることができます。
還珠洞という鍾乳洞もあり、周囲は公園になっています。


畳彩山
(ティエツァイシャン) 

伏波山の北、漓江に臨む高さ223mの山で、四望山、于越山、仙鶴峰、明月峰の4峰があります。
登山道の途中の洞窟には唐代から宋代に彫られた石刻が多く残っています。
市街の北にあたり、頂上から市街や遠くの山々を眺めることができます。


象鼻山
(シアンピーシャン) 

市街の南部、桃花江が漓江に合流する地点にある岩山です。
岩に「水月洞」とよばれる丸い穴があいて、象が鼻で漓江の水を飲んでいるような姿に見える桂林のシンボルです。
背中にあたる岩山の頂上には宝塔があり、普賢菩薩の線刻があります。


七星公園
(チーシン・ゴンユエン) 

市街の東1km、漓江の対岸にある公園です。
普陀山4峰と、月歯山3峰のあわせて7峰が北斗七星の並びに似ているため名付けられました。
ラクダの形にそっくりの「駱駝山」、多くの碑刻を集めた「桂海碑林」、「花橋」を初めとする建築物、パンダのいる動物園など、多くの見所があります。


芦笛岩
(ルーティーヤン) 

市街の北西5kmにある鍾乳洞です。
光明山の山腹にあり、全長500mで、内部見学ができます。


漓江下り
 

桂林市内を北から南へ流れる漓江を、遊覧船で下流83kmにある陽朔(ヤンシュオ)まで下るクルーズです。
川の左右に奇岩がそそり立つ独特の山水風景を満喫できます。所要時間は約5時間です。


龍脊梯田
(ロンジー・テラス) 

桂林の北北西80km、龍勝(ロンシェン)各族自治県にある壮(チアン)族の千枚田です。
標高差数百mの山地を古来から開墾して造り上げてきたもので、「龍の背」とよばれるような美しい縞模様の耕地が起伏のある地形に広がっています。


三江
(サンジアン) 

龍勝の西40km、貴州省、湖南省との境に近い少数民族のトン族が多く住む村です。
木造で屋根付きの楼閣がある長さ76mの橋「程陽風雨橋」や、高さ13mで9層の木造の塔「馬胖鼓楼」など、トン族独特の建造物を見ることができます。




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