オーストラリア北部のノーザン・テリトリーと、オーストラリアの西半分近くを占めるウェスタン・オーストラリア州の北部をここでは範囲としています。
海岸部のダーウィンなどは熱帯気候で、11〜3月が雨季、4〜10月が乾季となります。内陸はほとんどが砂漠地帯で、高温乾燥の地域が広がっています。
広大な地域のわりに人口は少なく、わずかな都市に集中しています。なお、ノーザン・テリトリーは他の州と異なって連邦政府直轄の準州という扱いです。
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★世界遺産
・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。
ノーザン・テリトリー最北端の人口11万人の小さな町で、ノーザン・テリトリー全体でも20万人弱という超人口希薄地域の中の中心都市です。
美しい港町で、市内にいくつも文化施設があり、北部各地の観光拠点になっています。
ダーウィンの地図
市街の南西海岸にあるスポットで、満潮時に近海の魚が餌を求めて集まり、人間の手から直接餌を与えることができます。
浅瀬のため子供でも安全です。満潮の時間だけの開催のため時間の確認が必要です。
市街の南東1kmの岬にある水族館です。
インド洋や太平洋の魚や海洋生物を展示しており、特に近海のサンゴは夜にはライトアップされて美しい姿を見せます。
市街の北2kmにある植物園です。
400種類以上の熱帯や亜熱帯の植物を集めており、ランのコレクションもあります。
南半球最大のヤシの並木が有名です。
ダーウィン植物園の北にある博物館兼美術館です。
ノーザン・テリトリーの歴史、アボリジニや東南アジアの美術工芸品、現代オーストラリアの美術作品などが展示されています。
全長5mの世界最大のワニのはく製はここの名物です。
1974年にダーウィンを直撃して甚大な被害を与えたサイクロン「トレーシー」の資料コーナーもあります。
市街の北6km、西に突き出した岬「イースト・ポイント」にある博物館です。
第二次大戦当時のノーザン・テリトリーを中心に、アジアやヨーロッパの様子を紹介しています。
特にダーウィンは1942年に日本軍が何度も空襲を行った町であり、当時の実録映画の上映もあります。
ダーウィンの南東40kmにあるオーストラリア最大のワニ園です。
1982年開園で、淡水性や海水性という生息環境に合わせて1万匹のワニを飼育しています。
餌付けの見学ができ、餌に食らいつく姿は迫力があります。
ダーウィンの南60kmにある野生動物の公園です。
400haの敷地に、ノーザン・テリトリーに生息する動物を野生に近い状態で観察できるようになっています。
いくつかのゾーンに分かれて、ゾーン間は専用の乗り物で移動する仕組みになっています。
夜行性動物のエリアや水族館もあります。
ダーウィンの南西60km、アデレード川に棲むワニを見学するクルーズです。
ソルト・ウォーター・クロコダイル(Salt Water Crocodile)という人を襲うこともある種類のワニで、船からスタッフが肉をひもで吊るすと、ワニが食べようとジャンプするのが見ものです。
ユーモラスで観光客に大人気です。
ダーウィンの南100kmにある国立公園です。
森が広がり、渓谷、滝などが点在し、大きなアリ塚も見ることができます。
「ワンギ滝(Wangi Falls)」や「ブリー・ロックホール(Buley Rockhole)」などの滝では水遊びもできます。
ダーウィンから比較的近いため、近年人気が出てきたスポットです。
ダーウィンの東120kmを西の入口として、南北200km、東西100kmという広大な地域にわたる国立公園です。
大まかには北部は広大な湿地帯、南部は砂岩質の崖や渓谷の多い地域で、非常に多くの種類の動植物が生息します。アボリジニが大昔に残した壁画もあり、自然と文化の複合遺産に指定されています。
北東部はアボリジニの居住地のエリアがあり、「アーネムランド(Arnhem Land)」と呼ばれます。
カカドゥ国立公園の地図
ダーウィンの東南東200km、国立公園の中央部にある大湿原です。水草が生い茂り、野鳥やワニが生息しています。
ボートによるクルーズがクーインダ(Cooinda)から出ています。
イエロー・ウォーターの東30kmにある、アボリジニの壁画が残る巨岩です。
壁画は2万年前から20世紀まで描き続けられてきたもので、保存状況が良好です。
人間や動物の絵には、骨格や内臓が描かれた「X線画法」が特徴的で、急所や可食かどうかといった狩猟の知恵を伝えるものといわれます。
イエロー・ウォーターの南東80kmにある滝です。高さ250mあり、滝壺のまわりにビーチのような白い砂浜があります。
雨季には水があふれて道路が不通になり、乾季は水がかれてしまいます。
イエロー・ウォーターからは未舗装の悪路のため、4WDなどによるツアーになります。
南西10kmには2つの滝が一緒に流れ落ちる「ツイン・フォールズ(Twin Falls)」があります。
イエロー・ウォーターの北東100kmにあるアボリジニの壁画のある岩です。
動物や猟師などの絵が描かれ、岩を一周するように歩道が付けられています。近くの岩場を登ると公園を見渡せる見晴台があります。
東を流れる川の対岸は、アボリジニの居住地「アーネムランド」で、観光客は立入り禁止となっています。
ダーウィンの南南東250km、キャサリン渓谷やマタランカ温泉観光の拠点の町です。開拓時代を偲ばせる建物が残り、アボリジニも多く住んでいます。
キャサリンの北東30kmからはじまる、ニトミルク国立公園(Nitmiluk National Park)内にある全長50kmにわたる渓谷です。
川の浸食による断崖が続き、渓谷の奥地には滝が何ヶ所もあります。
川を縫うように流れるボート・クリーズや、カヌーによる渓流下りなどが楽しめます。
キャサリンの南東25kmにある鍾乳洞です。
5億年前から形成されたという、オーストラリアで最大規模の鍾乳洞です。
自然保護の観点からガイドツアーのみで、内部照明もその時だけ点灯する徹底ぶりです。
全長700mほどで、石灰石の石柱は長いもので15mのものがあります。
キャサリンの南東100kmにある温泉です。
ジャングルに囲まれた天然温泉で、水温は34度、大量に温水が湧き出ているため、水はいつでも青く澄みきっています。
入って泳ぐことができます。
ダーウィンの南1000km、赤土の砂漠の平原にある奇妙な巨岩群です。
数mから十数mの大きさで角が取れたほとんど球状の巨岩が数百個ごろごろしています。
火成岩が、砂漠の寒さで凍る水の膨張力で侵食されてできたものといわれ、不安定な位置にあったり、真っ二つに割れているようなものもあります。
観光は北100kmの町テナント・クリーク(Tennant Creek)からツアーがあります。
ダーウィンの南1300km、オーストラリアのほぼ中央にある人口2万5千人ほどの町です。19世紀中頃に南北交通の拠点として建設され、電信中継の基地として重要な役割を果たしました。
周囲は赤土の砂漠がどこまでも広がる地で、エアーズ・ロック観光の拠点である他、町の近くにも観光スポットがいくつもあります。
なお、地名は電報局のそばにある湧き水に、町建設当時の郵政局長チャールズ・トッドの妻アリスの名前を冠したことにちなみます。
アリススプリングス周辺の地図
市街の北にある小高い丘です。
町全体が眺められますが、見渡す限り赤土の大地での日の出、日の入りが眺められる絶好のポイントです。
なおANZACとは、オーストラリアとニュージーランドの連合軍の意味で、頂上に1934年に建てられた戦争記念碑があります。
市街の北4kmにある、1871年に開始された大陸横断電信の中継所跡です。
当時の建物が残り、現在は博物館となり、使われていた通信機器が保存されています。
町の発祥地として、歴史保存地区に指定されています。
市街の西1.5kmにある、この地域の歴史、文化、芸術に関するテーマパークです。
「中央オーストラリア博物館(Museum of Central Australia)」や「中央オーストラリア航空博物館(Central Australian Aviation Museum)」をはじめ、アボリジニ・アートのギャラリーや製作現場などのスポットが集まっています。
市街の西6kmにある自然公園でで、オーストラリア砂漠地帯の動植物を野生に近い状態で見ることができます。
園内の1.6kmの遊歩道に従って見学ができます。世界最大規模の夜行性の動物の観察施設もあります。
アリス・スプリングスの西20kmにある峡谷です。
ロー川(Roe River)が6千万年かけて岩山を削ったもので、この地域の地層は世界最古の6億年前のものといわれています。
岩壁にはロック・ワラビーが生息しており、時折見かけることもあります。
周辺には遊歩道が整備されています。
アリス・スプリングの西南西220kmにある大きな峡谷です。
酸化鉄を含む砂岩でできているため、赤茶けた風景が展開します。
谷の深さは200mあり、谷の上と下の両方に遊歩道が作られています。
遊歩道の途中には、降雨がわずかにもかかわらずヤシの木が繁茂する林「エデンの園(Garden of Eden)」があります。
アリス・スプリングスの南西320km、平原の中にある巨大な一枚岩で、高さ348m、周囲9.4kmあり、6億年かけて浸食によって現在の形になったものです。
日の出、日の入り時に岩肌の色が徐々に変化する様は絶品です。
2万年前から周辺に住むアボリジニの聖地で「ウルル(Uluru)」とも呼ばれ、ところどころに壁画が描かれています。
登山は可能ですが、アボリジニの聖地で元来登山禁止であった場所であり、配慮が必要です。
エアーズ・ロック周辺の地図 : 地質構造の図も付いています。
エアーズ・ロックの西40kmにある巨大な奇岩群です。
最も高い岩で高さ546mある丸みを帯びた巨岩が大小36集まったもので、もともとエアーズ・ロックの10倍もの巨岩であったものが、途中途中が崩壊してできたものといわれています。
ここもアボリジニの聖地で、「カタ・ジュタ(Kata Tjuta)」と呼ばれています。
エアーズ・ロックの北西15kmにある、エアーズ・ロックやマウント・オルガ観光の拠点です。
高級ホテルやリゾート・ホテル、レストラン、観光案内所、展示館などが集まるリゾートタウンです。
国立公園内にあるため、環境保護や景観にも配慮がされています。空港も近くにあります。
西オーストラリア州北端部の地域です。近年までほとんど知られていなかった未開の大自然が残る地域で、険しい山脈、台地、渓谷が広がっています。
太古にアフリカと陸続きだった証として「バオバブ」という熱帯樹がこの地域だけにあるのも特徴です。
地域内にはアボリジニの村が点在し、わずかな人間が住む町が周辺部にある程度です。道路も東西を結ぶハイウェイ以外はほとんど無いに等しく、観光は遊覧飛行機や、4WDのツアーが主になります。
キンバリー周辺の地図
ダーウィンの南西400km、キンバリーの東の入り口となる人口5千人ほどの町です。
キンバリー東部地域の観光ツアーの出発点になります。
カナナラの南40kmにある幅30km、奥行き60kmに及ぶ広大なダム湖で、1970年代にカナナラ下流の農業用水確保のために造られたものです。
雨季と乾期がある気候のために、乾期には面積が最大時の半分の大きさになるといいます。
アーガイル湖(Lake Argyle)から北へ流れカナナラを通る川で、アーガイル湖のダムからカナナラまで半日間かけてゆっくり進むクルーズ・ツアーがあります。
野鳥やワニ、大コウモリなどを間近で観察することができます。
アーガイル湖の南西30kmにあるダイヤモンド鉱山です。
年間の産出カラット数が世界最大で、重さにして8tのダイヤモンドを産出しています。
特に稀少な「ピンク・ダイヤモンド」が採れることで有名で、カナナラから見学ツアーが出ています。
カナナラの町にはここで産出したダイヤモンドを販売する宝石店もあります。
カナナラの南150kmにある、秘境キンバリーを代表する奇岩群です。
広大な地域に広がる赤茶色の砂岩が堆積した地層の地肌を見せ、3億5千万年の歳月をかけて地殻変動や風雨の浸食でさまざまな奇岩を作リ出したものです。
観光は4〜10月の乾期のみで、4WDか空からの遊覧飛行になります。
なお、この地域は「パヌルル国立公園(Parnululu National Park)」に指定されています。
カナナラの南南西300km、キンバリーの南東部の町です。
1885年に金鉱が発見されてゴールドラッシュに沸きましたがその後ゴーストタウンとなりました。
現在はカナナラとブルームを結ぶハイウェー近くに町を移し、この地域のキンバリー観光の拠点になっています。
ホールズ・クリークの南100kmにある巨大なクレーターです。
30万年前の隕石の衝突でできたもので、幅800m、深さ50mはアメリカのバリンジャー・クレーターに次ぐ世界第2の規模です。
中心部はいまだに黒っぽいまま残っているということです。
ホールズ・クリークから乾期中の4WDツアー、通年の遊覧飛行ツアーがあります。
カナナラの東南東700km、インド洋に臨む人口1万人弱の熱帯の町で、キンバリー観光の南西の入り口の一つで、リゾート地です。
19世紀末から真珠の世界的な生産地として発展し、当時は日本からも多くの真珠ダイバーが来ていました。
郊外には潜水病やサイクロンで亡くなった「日本人墓地」もあります。
22kmに及ぶ白砂のビーチ「ケーブル・ビーチ(Cable Beach)」は遠浅で透明度が高く、浜辺をラクダに乗って歩く「キャメル・ライド(Camel Ride)」が人気です。
また3〜10月の満月の夜に、月明かりが海に反射して光の階段のように見える現象「月への階段(Staircase to the Moon)」が有名です。
ブルームの東北東150kmの小さな町で、キンバリー西部の観光拠点です。町の南にはアボリジニの村があります。
近郊にはかつて白人がアボリジニを奴隷として使うため、鎖でつなぎ留め、牢獄にも使用したバオバブの大木「囚人の木(Boab Prison Tree)」があります。
内部が空洞になっており、アニメ「となりのトトロ」でのモデルになりました。
ダービーの東130kmにある長さ4kmの峡谷です。
3億5千万年前の珊瑚礁が隆起し、レナード川の浸食でできたものといわれています。
急峻な断崖に豊富な水量の川は迫力があり、ワニが川岸で日光浴している姿も見られます。
アボリジニの壁画が残る洞窟もいくつかあります。
パースの北北西800km、オーストラリア最西端にある湾です。2つの半島と細長い島々で囲まれた湾で、野生生物が豊富で、珍しい生物形態も見られます。
シャーク・ベイの地図
シャーク・ベイの南東奥にある、地球最古の生物ストロマライトが生息する海岸です。
ストロマライトは35億年前からのラン藻類で、光合成しながら砂や泥を粘液で固定して黒い岩のように成長したもので、太古の昔から地球の酸素はこれが作り出してきたといわれています。
シャーク・ベイのこの付近は塩分濃度が濃いために天敵が生息できないため、ここに生き残ったものと考えられています。
遊歩道から見学ができます。
ハメリン・プールの北西70km、北西に伸びるペロン半島の東岸にあるビーチ・リゾートです。
ビーチで野生のイルカが餌付けされて多く集まってくることで有名です。
またペリカンも人を恐れずに集まりますし、世界の8分の1といわれる数のジュゴンが生息していることでも知られます。
リゾート・ホテルやレストランなどがあります。
ハメリン・プールからペロン半島の東岸にあるデナム(Denham)まで約100kmのビーチです。
白い二枚貝の貝殻が堆積してできており、深いところでは10mにも及ぶといわれています。
約4千年前からできはじめたといわれています。
シャーク・ベイの北450km、インド洋に突き出たノースウェスト岬の北端にある人口3千人の小さな町です。
冷戦時代にアメリカ海軍の無線基地として建設されましたが、現在は閉鎖され、代わってニンガルー・リーフ観光の玄関口として観光客が集まっています。リゾート・ホテルをはじめさまざまなタイプの宿泊施設があります。
エクスマウス周辺の地図
ノースウェスト岬西岸沖合いのインド洋に広がる珊瑚礁です。
全長250kmで、規模ではグレート・バリア・リーフに及びませんが、連続性では凌いでおり、ビーチから2km以内程度にあるのも特徴です。
マンタやジンベイザメ、ジュゴンなどの出会える確率も高いといわれ、ダイバー憧れのスポットになっています。
エクスマウスやコーラル・ベイからのダイビング・ツアーがあります。
エクスマウスの南150km、南回帰線上にある静かなリゾート村です。
透明度の高い海と珊瑚礁が目の前に広がるビーチがあります。
宿泊施設は少ないですが、ニンガルー・リーフの南の玄関口となっています。
オーストラリア各地の観光地ガイドのページ
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ニュー・サウス・ウェールズ州 : シドニー、キャンベラ周辺です。
ビクトリア州とタスマニア州 : メルボルン、タスマニア島周辺です。
クイーンズランド州北部 : ケアンズ、グレート・バリア・リーフなどです。
クイーンズランド州南部 : ブリスベン、ゴールド・コーストなどです。
オーストラリア南部と南西部 : アデレード、パースなどです。
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