イタリア南部の観光地を紹介します。ナポリ、ポンペイ、カプリ島、アマルフィ、アルベロベッロ、シチリア島、サルデーニャ島などです。


イタリアとバチカン、サンマリノの観光地
              - Italy, Vatican & San Marino - 4







イタリア南部の観光地
(ナポリ/ポンペイ/カプリ島/アルベロベッロ/シチリア島/サルデーニャ島)


イタリア南部の観光地地図

イタリアの南部は、ナポリをはじめ、シチリア島、サルデーニャ島など地中海の風光に接することができる観光地が多くあります。
気候も温暖で、イタリアの他の地域よりも、開放的なイメージのスポットが多いのが特徴です。

地中海を渡れば、すぐ近くにマルタ、チュニジアといった独特の観光地も周遊できる位置にあります。









  


観光地ガイドのガイド
自然物・景観・公園 人工庭園・公園 保養地 遊園地 遺跡 史跡 町・村・集落 繁華街・通り・広場 
寺院・教会 美術館・博物館 城・宮殿 その他建築物 有名人記念館 市場・商業施設 生産施設
世界遺産
・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。

ナポリとその周辺

ナポリ
(Napoli)

ローマ南東200km、イタリア半島南部の人口100万人の大都市です。「ナポリを見て死ね」と言われほどの、南にナポリ湾(Golfo di Napoli)が広がる風光明媚な町です。
ローマ帝国、ビザンツ帝国支配の後、12世紀にノルマン人、13世紀にフランス、15世紀にスペイン、18世紀にオーストリア、19世紀にはナポレオンによりフランスと、1861年の統一まで目まぐるしい支配の歴史をたどっています。ピザの発祥地としても有名です。
なお、イタリア諸都市の中で比較的治安が悪い街のため、観光スポット周辺でも注意が必要です。
 ナポリ中心部の地図
 ナポリ近郊の地図 : ナポリのあるカンパーニャ州の地図です。

ナポリ市内
スパッカ・ナポリ
(Spacca Napoli) 

港の北部、「ドゥオモ(Duomo)」を中心とした一帯で、教会が点在し、狭い路地に店や民家の密集する旧市街です。
地下には迷路のようにはりめぐらされた、古代ローマ時代の地下都市跡(Napoli Sotterranea)があり、ガイドツアーで見学ができます。
世界遺産に登録されたことで、かつては物騒だったこの地区も警察が常に巡回し、町の雰囲気を味わいながら散策する観光客で賑わっています。


国立考古学博物館
(Museo Archeologico Nazionale) 

ドゥオモの西1kmにある博物館です。
16世紀建造の騎兵隊宿舎の建物を1816年に博物館にしたもので、ポンペイやエルコラーノの出土品をはじめ、14〜17世紀にファルネーゼ家が収集したギリシャ・ローマ時代の彫刻やモザイク画、宝石工芸品などが展示されています。


王宮
(Palazzo Reale) 

フェリーの発着するベベレッロ港(Porto Beverello)の西にある宮殿です。1602年の創建で、1734年からイタリア統一の1861年までフランスのブルボン家の居城でした。
内部は博物館となっており、絢爛豪華な部屋や礼拝堂に、18〜19世紀の美術品を展示しています。
南東側にある「プレビシート広場(Piazza del Plebiscito)」には8人の歴代ナポリ王の彫像が並んでいます。


ヌオーボー城
(Castel Nuovo) 

王宮の北東にある城跡です。「新しい城」の意で、「卵城」に代わって居城になったための命名です。
13世紀にアンジュー家が建造し、15世紀にアラゴン家のアルフォンソ1世が再建した王家の居城です。
周囲を5基の円筒形の塔が囲み、内部には博物館が入っています。


ウンベルト1世のガレリア
(Galleria Umbert I) 

王宮の北にあるウンベルト1世時代の1884年に造られたバロック様式のアーケードです。
中央に高さ58mのガラス張りのドーム天井があり、床は大理石が敷き詰められています。
なお、ウンベルト1世はイタリア王国の2代目の国王ですが、帝国主義を推進して失敗し、1900年に暗殺されたという経歴を持ちます。


サンタルチア港
(Santa Lucia) 

王宮の南1kmにある、世界三大美港の一つに数えられる港です。
歌にも歌われたナポリの名所として、周辺にはホテルやレストランが多く集まっています。


卵城
(Castel dell'Ovo) 

サンタルチア港の埠頭から海に突き出すように造られた城塞です。12世紀にノルマン王によって建設されたものです。
建造の際に基礎部分に卵を埋め込み、「卵が割れる時に、城もナポリも滅ぶ」という呪文をかけられた伝説から「卵城」と呼ばれるようになりました。
内部見学はできませんが、夜はライトアップされます。


ナポリの景色を眺めるスポット
 

ナポリ市内やサンタルチア、地中海とベスビオ火山という構図、また世界三大夜景とされる景色が眺められる場所は、ナポリ市街の西に高台があるためあちこちで見ることができます。
中でも定番のスポットとしては、ウンベルト1世のガレリア付近から西にケーブルカーで登ったところにある「ボメロの丘(Vomero)」、市街南西5kmの岬近くにある「ポジリポの丘(Posilipo)」です。
後者は市街から離れているためバスツアーによく入れられます。


ナポリ近郊
カゼルタの王宮
(Palazzo Reale di Caserta) 

ナポリの北30kmの町カゼルタにあるプルボン家の王宮です。
ブルボン家のカルロス3世が、ベルサイユ宮殿をモデルに1752年に着工し、1774年に一応完成しましたが、その後も細部には繰り返し手が加えられています。
5階建ての幅250m、奥行き190mの長方形の巨大な建物で、部屋の総数は1200にのぼります。
内部は贅沢な造りになっており、「王の居間(Appartamenti Reali)」をはじめ36の部屋が見学できます。
また宮殿の背後には、3kmにわたって広がる「庭園(Parco)」があり、池や泉、滝などが配置されています。
あまりに広大なため、見学用に循環バスが走り、レンタサイクルもあります。


ベスビオ山
(Vesuvio) 

ナポリの東15kmにそびえる高さ1281mの活火山で、古代からたびたび噴火を繰り返しています。
有名なのは、西暦79年の大噴火で、ポンペイなど麓の町を火砕流や泥流で埋没させました。
最近の大噴火は1944年で、その際には、1880年に火口まで開通し「フニクリ・フニクラ」という歌まで作られた名物の登山電車「フニコラーレ」が破壊されました。
現在は火口まで行くバスツアーの他、国鉄、ナポリ-ソレント間でベスビオ山周辺の観光地を結ぶ「ベスビオ周遊鉄道」も観光に利用ができます。
 ベスビオ周辺の地図


エルコラーノ遺跡
(Ercolano) 

ナポリの東南東10km、ベスビオ山の西麓にある遺跡です。
古代ローマの漁港で、貴族の保養地だったといわれる地で、西暦79年の噴火では泥流によって埋没しました。そのため木材などは炭化した状態で燃えずに残っています。
比較的狭い範囲に主に住居跡が残っており、当時の家の内部も見ることができます。


ポンペイ遺跡
(Pompei) 

ナポリの東南東25km、ベスビオ山南麓にある古代ローマ遺跡です。
ローマの植民都市で、貴族の保養地として2万人ほどの都市として発展していましたが、西暦63年に襲った大地震の再建途上だった西暦79年、ベスビオ山の大噴火が発生し、降り続いた火山灰で1日で完全に埋没しました。
1748年に発見され、以後体系的な発掘が行われ、現在7割程が完了しています。
東西1.1km、南北0.7kmの範囲に石畳の街路や神殿、劇場、浴場の他多くの建物が発掘され、全体が見学できます。


ソレント
(Sorrento) 

ナポリの南南東30km、ナポリ湾の南に突き出すソレント半島の北岸にある人口1万6千人ほどの町です。
民謡「帰れソレントへ」に歌われた町で、アマルフィ海岸観光やカプリ島への玄関として多くのホテルが集まっています。


アマルフィ海岸
(Costa di Amalfi) 

ソレントからソレント半島の先端を回って南岸一帯、そして半島の東の付け根のサレルノ(Salerno)に至る約60kmの海岸線です。
10〜11世紀に海洋都市国家・アマルフィ共和国として栄えた地域で、断崖が続く海岸に、箱型の家々がへばりつくように建ち並ぶ町が点在し、レモンやオリーブの畑があります。
歴史と風光明媚な景観で世界遺産に登録されています。
アマルフィ(Amalfi)、ポジターノ(Positano)、ラベッロ(Ravello)といった町が観光スポットです。


カプリ島
(Isola di Capri) 

ソレントの南西15kmのソレント半島沖に浮かぶ島です。東西6km、南北2kmほどの小島で、山がちの地形に亜熱帯植物が繁っています。
ローマ時代のアウグスチヌス帝の別荘が建てられてから保養地になっており、多くの観光客が訪れます。
北西部海岸にある海食洞「青の洞窟(Grotta Azzurra)」は、小さな洞口から差し込む太陽光線が透き通った水に反射して、洞内が美しい青色に満たされるという有名なスポットです。
島へはナポリやソレントなどから船で行くことができます。
 カプリ島の地図


イスキア島
(Isola d'Ischia) 

ナポリの西南西30kmに浮かぶナポリ湾最大の島です。
東西9km、南北7kmで、中央に標高788mの休火山・エポメオ山(Monte Epomeo)があります。各地に温泉が湧き、温泉リゾート地になっています。
島の中心地は北東岸のイスキア(Ischia)で、ナポリから船が出ています。
 イスキア島の地図


イタリア半島南部各地

デル・モンテ城
(Castel del Monte) 

ナポリの東北東200km、アドリア海近くの町アンドリア(Andria)近郊にある城です。
13世紀に神聖ローマ帝国のフェデリコ2世が建造したもので、八角形の塔が8つあり、中庭も八角形という「8」にこだわった城です。
軍事施設が全くなく、厨房施設も不十分で、城の建築目的が謎となっています。


マテーラ
(Matera) 

ナポリの東220km、タラント湾北西岸の40kmほど内陸にある町です。町の東側の斜面に多くの岩窟住居が残るサッシ地区(Sassi)があります。
石器時代を起源とし、8〜9世紀には迫害を逃れたキリスト教修道者が住居や修道院とし、16世紀頃には貧富の差の拡大で貧民の住居として使われました。
1950年代に岩窟から住民が強制的に移住させられ廃墟となりましたが、世界遺産の登録などで、再生利用を進めています。


アルベロベッロ
(Alberobello) 

マテーラの東北東60kmにある小さな町です。「トゥルッリ(Trulli)」という、円錐形の屋根に白い壁という独特の民家が密集しています。
15世紀以後、領主に住居を建てることを禁じられた農民は、石を円錐形に積んだだけの小屋を建てて生活していました。
18世紀にブルボン家のフェルディナンド4世が当地を訪れた際にこの民家を気に入り、町を直轄領とし、以後はこの形の家のみ建てるように命じたという経緯があります。
旧市街には、土産物屋が並ぶ観光向け「モンティ地区(Rione Monti)」と、住民が実際に生活している「アイア・ピッコラ地区(Rione Aia Piccola)」があります。


レッチェ
(Lecce) 

アルベロベッロの南東100km、タラント湾北東のサレント半島の中央部にある町です。
古代ローマ時代は計画的な整然とした町でしたが、中世には形が崩れ迷路のような町になりました。
そのような中に17〜18世紀に華麗なバロック建築が多く造られ、「バロックのレッチェ」といわれるようになりました。
旧市街の中心「ドゥオモ広場(Piazza Duomo)」に、聖堂「ドォオモ(Duomo)」や「サンタ・クローチェ教会(Basilica di Santa Croce)」などがあります。


シチリア島

シチリア島
(Sicilia)

イタリア半島の南、長靴のつま先の先の位置に浮かぶ地中海最大の島で、面積は四国の1.3倍ほどあります。
紀元前8世紀からギリシャの植民地で、紀元前3世紀にはローマとカルタゴによるポエニ戦争の舞台となり、ローマ、アラブ、ノルマン、スペインと支配が変わり、1860年にイタリアに統一されています。
北部イタリアに比べて近代化が遅れ、オリーブやワインなどの農業が主力産業です。犯罪結社「マフィア」発祥の地でも知られています。
なお「シチリア」は「シシリー」という読み方がされることもあります。

パレルモ
(Palermo)

シチリア島北岸の西部にある町で、人口70万人のシチリア島の中心都市です。
ギリシャ時代からの良港で、アラブ、ノルマンなど過去の歴史を物語るスポットがいくつも残っています。東に港があり、港近くに旧市街、その周辺に新市街があります。
なお、この町も治安はあまりよくないので、スリやひったくりには注意が必要です。
 パレルモの地図 : 右側が北にあたります。

クアットロ・カンティ
(Quattro Canti) 

「四つ辻」の意で、東西に走るビットリア・エマヌエレ通り(Via Vittorio Emanuele)と、南北に走るマクエダ通り(Via Maqueda)の交差点で、旧市街の中心にあたります。
都市計画の一環として、この交差点の四つの角に1620年に造られたバロック様式の美しい装飾を施した建物が建っています。


カテドラル
(Cattedrale) 

クアットロ・カンティの西南西0.5kmにある大聖堂です。
1184年の創建で、アラブ支配時代はモスク、ノルマン人によって再びキリスト教会に改修されました。シチリア・ノルマン様式にイスラム色が混合した様式になっています。
入口近くの礼拝堂には、歴代統治者が眠る「皇帝と王の霊廟」があります。


ノルマン宮殿
(Palazzo dei Normanini) 

クアットロ・カンティの西南西1kmにある宮殿です。
ローマ時代の城塞の跡地に、11世紀にアラブ人が城壁を造り、12世紀にノルマン人が拡張、増築して宮殿としたものです。
一時荒廃しましたが、16世紀にスペイン総督の邸宅として復活し、現在は州議会の議事堂として使われています。
宮殿の北側には、1535年に神聖ローマ帝国皇帝カール5世の入城を記念して建てられた「ヌオーバ門(Porta Nuova)」があります。


パラティーナ礼拝堂
(Cappella Palatina) 

ノルマン宮殿の2階に造られている礼拝堂です。
1140年に完成したもので、内部は床、壁、天井のすべてに黄金のモザイクが施された壮麗なもので、イスタンブール、ラベンナと並ぶキリスト教美術の三大傑作の一つに数えられています。


サン・ジョバンニ・デリ・エレミティ教会
(San Giovanni degli Eremiti) 

ノルマン宮殿の南東にある教会です。
ノルマン王朝の1132年にアラブ人職人の手で造られたもので、キリスト教会でありながら、5つの赤いクーポラがあったり、ヤシやオレンジの繁るイスラム風の中庭があったりと、異国情緒の強い教会になっています。


マルトラーナ教会
(Martorana) 

クアットロ・カンティの南東にある教会です。
1143年の創建で、小さいながら内部は美しいモザイクで埋め尽くされています。
ビザンチンの伝統的な様式を受け継ぐモザイクで、教会自体の構造も正方形のギリシャ十字で、由緒正しい格式の教会です。


サン・カタルド教会
(San Cataldo) 

マルトラーナ教会の隣にある教会です。
1160年頃の創建で、3つの赤いクーポラが並ぶアラブ風の外観をしています。
内部は非常に質素で、モザイクなどはほとんどありません。


マッシモ劇場
(Teatro Massimo) 

クアットロ・カンティの北西0.6kmにある劇場です。1897年の完成で、3200席はヨーロッパ最大級の規模を誇ります。
ギリシャ神殿風の正面に、アラブ風の丸天井などパレルモの歴史を表す特徴を持っています。
ガイドツアーで見学することができます。


州立考古学博物館
(Museo Regionale Archeoogico) 

マッシモ劇場の東にある博物館です。
17世紀の修道院の建物に、1866年にパレルモ大学の付属博物館が移転してきたものです。
先史時代からローマ時代を中心に、シチリアで出土した遺物を多く展示しています。


モンレアーレ
(Monreale) 

パレルモの南西8km、標高310mの山の上にある小さい町で、中心にある「ドゥオモ(Duomo)」が最大の見所です。
1174年にグリエルモ2世が建てたもので、内部は黄金のモザイク画で埋め尽くされています。
また付属の「ベネディクト会修道院」の中庭の回廊は、すべて異なるモザイクが施された228本の円柱で囲まれており、見所の一つとなっています。


シチリア島各地
セジェスタ
(Segesta) 

パレルモの南西50kmにある町で、近郊にある標高400mほどのバルバロ山(Monte Barbaro)にギリシャ時代の遺跡があります。
なだらかな中腹には紀元前5世紀頃のドーリア式神殿、頂上には円形劇場や住居跡が残る古代都市の遺跡があります。
都市遺跡にはバスで登ることができます。


エリ−チェ
(Erice) 

パレルモの西70km、シチリア島北西端に近い標高751mの山の上にある小さな町です。
紀元前8世紀に造られたといわれる城壁に囲まれ、古い街並みがこじんまりと集まっています。目抜き通り沿いに教会や美術館があり、ホテルなどもあります。
山の上に隔離されたような町で、夏でも涼しく、町から見下ろす平地や海とは別世界にいるような感じになる地です。


アグリジェント
(Agrigento) 

パレルモの南100km、シチリア島南岸の中央部にある町です。
海岸から5kmほど北にある市街地と海岸との間にある丘に、20以上のギリシャ神殿が残る「神殿の谷(Valle dei Templi)」があります。
紀元前6世紀頃に入植したギリシャ人が構築したもので、保存状態のよい「コンコルディア神殿(Tempio della Concordia)」、その東方の「ジュノーネ(ヘラ)神殿(Tempio di Giunone)」、西方の「エルコレ(ヘラクレス)神殿(Tempio di Ercole)」などが主なものです。
神殿の谷の北側には周辺の遺跡からの出土品を展示する「国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)」があります。
神殿間は結構離れており、観光は何kmも歩くことになります。
 アグリジェントの地図


ビラ・ロマーナ・デル・カサーレ
(Villa Romana del Casale) 

アグリジェント東80kmの町ピアッツァ・アルメリーナ(Piazza Armerina)の西5kmにあるローマ時代の遺跡です。
当時の貴族の別荘跡で、3500uの広さに40もの部屋がありました。保存状態の良い、見事な床モザイクが残されています。
狩の様子、ビキニ姿の娘が球技を行っている図など、当時の生活がうかがえるものが多く見られます。


シラクーサ
(Siracusa) 

シチリア島東岸の南部、イオニア海に面する人口12万人ほどの町です。
紀元前8世紀からギリシャの植民都市で、市内に当時の遺跡が多く残っています。数学者アルキメデスが活躍した町でもあります。
市街の北部は「考古学地区(Parco Archeologico)」と呼ばれ、紀元前3世紀頃の「ギリシャ劇場(Teatro Greco)」、当時の石切り場で、捕虜を閉じこめた”ディオニソスの耳(Orecchio di Dionisio)”と呼ばれる洞窟がある「天国の石切り場(Latomia del Paradiso)」、3世紀頃のローマ時代の「ローマ円形競技場(Anfiteatro Romano)」、地区の東にギリシャ時代の遺物を展示する「考古学博物館(Museo Archeologico Regionale)などがあります。
町の東部、運河を隔てた島「オルティージャ地区(Ortigia)」が旧市街で、中心にはアテネ神殿跡に建てられたバロック様式の「ドゥオモ(Duomo)」、その南に紙の原料パピルスが生えている「アレトゥーザの泉(Fonte Aretusa)」などがあります。
 シラクーサの地図


ノート
(Noto) 

シラクーサの南西30km、シチリア島の南東端に近い町です。
1693年にこの地域を襲った大地震で町が壊滅し、新たに10数km離れた当地に新市街を築いたものです。
整然と区画整理された市街は、バロック様式の建物でで統一し、非常に美しい街並みとなっています。
なお同様の町が周辺に点在し、あわせて8町が世界遺産に登録されています。


エトナ山
(Monte Etna) 

シチリア島東北部にある標高3323mのヨーロッパで最も高い活火山です。
古代から噴火を繰り返し、1669年の大噴火では南麓の町カターニア(Catania)が全滅しています。
ロープウェイと登山バスで頂上近くまで行くことができますが、2000年以降活動が活発化しているということです。


タオルミーナ
(Taormina) 

エトナ山の北東20kmにある町です。標高250mの高台にあり、眼下には紺碧のイオニア海、後方にはエトナ山を望みます。
市街には、シラクサに次ぐ規模で紀元前3世紀の「ギリシャ劇場(Teatro Greco)」が残っています。
町全体は高級リゾート地となっています。


メッシーナ
(Messina) 

シチリア島北東端に近い町です。
イタリア本土と10kmほどの海峡で隔たり、陸路とフェリーでシチリアに入る際の玄関口になります。


サルデーニャ島

サルデーニャ島
(Isola di Sardegna)

ローマの南西250kmの地中海に浮かぶ島です。シチリア島に次ぐ四国程度の面積を持つ長方形に近い形の島で、狭い海峡を隔ててすぐ北にはフランス領のコルシカ島があります。
ラテン語を起源とするサルデーニャ語が主に話されるなど、イタリアの中でも独自の文化があります。全般的に気候は温暖で自然も多く残っています。中心地は南岸のカリアリ(Cagliari)です。
また「サルジニア」と表記することもあります。

エメラルド海岸
(Costa Smeralda) 

島の北部にある高級リゾート地で、特に世界の富豪も集まってきます。
海岸線がエメラルド色に輝いて見えるために名付けられたといわれます。多くのホテルがあり、プライベート・ビーチを持つホテルもあります。
イギリスの故ダイアナ妃が亡くなる前日まで滞在していたとされる地です。



イタリア各地の観光地ガイドのページ (観光地の詳細はこちらです)
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ローマ周辺 : ローマの市内と郊外です。バチカンを含みます。
イタリア北部 : ミラノ、ベネチア、ベローナなどです。
イタリア中部 : フィレンツェ、ピサ、シエナなどです。サンマリノ共和国も含みます。
イタリア南部 (このページ)

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