スウェーデンは、北欧のスカンジナビア半島の東側にある国です。
古代はバイキングが活躍しましたが、13世紀にフィンランドを含む地域として統一、17世紀にはバルト海周辺を支配する最盛期を迎えました。しかし18世紀以後はロシアやナポレオンなどに敗れて、現在の領土となりました。
世界で最も進んだ福祉国家として知られ、高齢者や障害者のケアに優れ、さらに近年は教育、環境、ITなども先進的な政策を実施しています。
面積 : 45.0万ku(日本の1.2倍)
人口 : 909万人(2006年)
人種 : スウェーデン人
言語 : スウェーデン語
宗教 : 福音ルーテル派(9割)
《気候》
南部は緯度のわりに暖流の影響で温和で、冬でも平均気温は-5度ほどです。
北部は大陸性の寒冷地で冬の期間が年の半分以上にわたります。夏は白夜、冬は太陽が出ない季節があります。
《時差》
日本標準時 − 8時間です。
3月最終日曜日〜10月最終日曜日はサマータイムで 日本標準時 − 7時間 となります。
《アクセス》
日本からの直行便はなく、ストックホルムまでコペンハーゲンから1時間10分、フランクフルトから2時間5分です。
《ビザとパスポート》
ビザは90日以内の滞在なら不要です。
パスポートは残存有効期間が滞在日数+3ヶ月以上あることが必要です。
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★世界遺産
・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。
スウェーデン南東部にある人口75万人ほどの首都です。西のメーラレン湖(Mälaren)から東のバルト海をつなぐ狭い水路の両岸と、そこに浮かぶ多くの島から成っています。水に囲まれた町のため、「北欧のベネチア」ともいわれます。
ダイナマイトの発明者ノーベルの出身地で、命日に当たる12月10日には彼が創設したノーベル賞の授与式が行われれます。
ストックホルムの地図 : 右側の地図の上をクリックするとその地域の拡大図が出ます。
メーラレン湖からの水道をふさぐような形で浮かぶ東西、南北とも0.7kmほどの島です。13世紀に町が造られたストックホルムの発祥地で、「旧市街」の意です。古い町並みに狭い路地や石畳が走っています。
北側の水道にはさらに小さなヘルゲアンスホルメン島(Helgeandsholmen)、西側にはリッダーホルメン島(Riddarholmen)が接しています。
ガムラ・スタンの北部にあるバロック様式の宮殿です。13世紀の要塞が最初で、16世紀以後王宮となり、現在のものは1754年に建造されたものです。
3階建てで内部はロココ様式となっており、608もの部屋があります。
現王室の住居は郊外のドロットニングホルム宮殿に移っており、こちらは国王の執務室と迎賓館に使われています。内部は一部が一般公開されています。
王宮の南側に建つ聖堂です。市内最古の1279年の創建で、改築が重ねられて外観はバロック様式、内部は後期ゴシック様式となっています。
内部の装飾の中で、1489年に作られた高さ3.6mの「セント・ジョージと龍の木彫」が見所です。
大聖堂の南に隣接する博物館です。旧証券取引所の建物の1階にあり、2001年にノーベル賞100周年を記念して開館しました。
ノーベル自身や、ノーベル賞受賞者に関する展示を行っています。
王宮の北西、ヘルゲアンスホルメン島にあるスウェーデンの政治の中心地です。
1905年建造の石造りで、ガイドツアーで見学ができます。
王宮の西、リッダーホルメン島にある教会です。
13世紀に修道院として建てられ、後にゴシック様式の教会に改造されました。
1634年のグスタフ2世の埋葬以来、歴代王室の王や王妃が葬られています。
ガムラ・スタンの北1.5km、市街の中心にある広場です。
周辺にはデパートや「コンサート・ホール」がある繁華街で、一日中露店が出て賑わっています。
ヒョートリエット広場の東側に建つギリシャ建築風の建物です。1926年の完成で、大ホールは1600人が収容できます。
通常はコンサートやバレエが行われますが、毎年12月10日にはノーベル賞各賞の授賞式が行われます(平和賞のみノルウェーのオスロで行われます)。
ヒョートリエット広場の南西1.5km、メーラレン湖畔に建つ赤レンガの建物です。
1923年の建造で、先端に3つの黄金の冠が輝く高さ106mの塔を持ち、気品のある姿は現代の名建築の一つとされています。
ノーベル賞受賞者の晩餐会が行われる「青の間(Brå Hallen)」や、1900万個の金箔モザイクで壁面が飾られ、ノーベル賞受賞者の舞踏会パーティが行われる「黄金の間(Gyllene Salen)」が必見です。
見学はガイドツアーのみです。
ヒョートリエット広場の南東1.5km、王宮の東の対岸に建つ美術館です。
歴代国王が16世紀以後収集した美術品を展示する王室美術館として1792年に公開したのが最初で、1866年に現在の建物に入りました。
20世紀に至るまでの絵画や彫刻、工芸品などを展示し、18世紀のフランス作品は世界最大のコレクションともいわれます。
ヒョートリエット広場の東2kmにある博物館です。
有史以前からバイキングの時代を経て、16世紀頃までの北欧の歴史的資料を時代別に展示しています。
特に「ゴールド・ルーム(Guldrummet)」には各時代の金銀の宝飾品や財宝が3千点も集めら圧倒されます。
歴史博物館の南0.7km、橋を渡った先のユールゴーデン島(Djurgården)北西部にある博物館です。
16世紀以後の北欧の人々の生活様式を、各地から収集した手工芸品などの展示を通して紹介しています。
北方民族博物館の南西にある、中世の戦艦バーサ号を展示する博物館です。
国の威信をかけて建造されたにもかかわらず、1628年の処女航海で出港後間もなくストックホルム湾内で突風であえなく沈没した戦艦です。
1961年に引き上げられて公開され、1990年から現在の博物館で展示されています。
全長68m、幅12m、メインマストの高さ52m、排水量1300tは当時の最大規模だったそうです。船内の資料や引上げ作業の様子なども紹介されています。
北方民族博物館の南東、ユールゴーデン島西部の丘陵地にある約30haの広さを持つ野外博物館です。
世界初の1891年創設で、国内各地の伝統的な建造物が140軒ほど建てられています。
民家や教会、風車などがあり、内部には家具や装飾品も置かれています。生活様式や手工芸品の製造の実演も行っています。
市街中心部の東4kmにある、高さ155mの四角柱のテレビ塔です。
スカンジナビア半島一の高さを誇り、エレベーターで高さ128mの展望台に登れ、市街が一望できます。
市街中心部の北東5km、リディンゲ島(Lidingö)西部の丘の上にある彫刻美術館です。
20世紀前半の彫刻家カール・ミレスの邸宅を美術館にしたもので、160点余の自作の他、60点の古代ギリシャやローマ彫刻のコレクションもあります。
周辺はバルト海が望める眺めのよい公園ともなっています。
市街中心部の西10km、メーラレン湖畔に建つ現王室の居城です。
1662年に夏の離宮として建造されたもので、ベルサイユ宮殿を模したバロック様式です。3階建て220室があり、一部を一般公開しています。
広大なイギリス庭園やバロック庭園があり、宮殿の北に夏季にオペラやバレエが上演される「宮廷劇場」や、庭園の奥に中国のイメージで作られたという「中国離宮」があります。
ストックホルムの北東20km、バルト海への出口近くで、たくさんの島が点在する群島にある小さな港町です。
16世紀にストックホルム防衛のために最初の要塞が造られ、1863年に現在の堅固な「バックスホルム要塞(Vaxholms Fastung)」が完成しました。
戦略的土地にもかかわらず船が集まる地となり、現在のようなカラフルな町並みが形成されました。
ストックホルムからバスでも行けますが、観光船によるアクセスが人気です。
ストックホルムの西30km、メーラレン湖に浮かぶビョルケ島(Björkö)にあるバイキングの町の遺跡です。
8〜11世紀にバイキングの首都だった地で、城壁に囲まれたかなり大きな町があったとされています。
19世紀から発掘が始まり、現在は瓦礫状態の中で、ルーン文字が刻まれた墓石などを見ることができます。出土した遺物は島内の「バイキング博物館」に展示されています。
ストックホルムから船によるツアーがあります。
ストックホルムの北北西40km、南にメーラレン湖の水路が広がる小さな町です。
980年に造られたという国内最古の町で、中心には1744年建造で世界最小という木造の「町役場(Rådhuset)」があります。
国内最古のメインストリートのストラガータン通り(Storagatan)沿いには低い木造の町並みが続き、13世紀からの古い教会が点在し、それ以前の石造りの教会の廃墟などもあります。
シグチューナの地図
ストックホルムの北北西70kmの町ウプサラの中心にある、スカンジナビア半島最大の聖堂です。
13〜15世紀にかけて建造され、1719年までは国王の戴冠式が行われた由緒ある教会です。2本の尖塔は1702年の火災で焼失し、現在のものは19世紀後半に復元されたものです。
内部には16世紀に独立を果たしたグスタフ・バーサ王の墓があります。
ウプサラの北5kmにある5〜6世紀に当地方を支配していたスベア王が築いた町の遺跡です。
3代にわたる王の墓が、古墳のように3つのなだらかな丘として残っています。
墳墓のそばには12世紀創建の国内最古のキリスト教会の「ガムラ・ウプサラ教会」があります。
ストックホルムの南200km、バルト海に浮かぶスウェーデン最大の島ゴットランド島(Gotland)の西岸にある島の中心の町です。
10世紀頃に建設され、12〜14世紀にはハンザ同盟の重要な都市として栄えましたが、デンマークの占領以後は衰退しました。
近年まで軍事基地で、冷戦時代は一般人の立ち入りが制限されていました。
町は城壁で囲まれ、古い町並みが残っています。中心に「サンタマリア大聖堂」があり、町のあちこちに廃墟になった教会が点在します。
島の発掘品や美術品を展示している「歴史博物館」もあります。
なお、アニメ映画「魔女の宅急便」に登場する町”コリコ”はここをモデルにしています。
ストックホルムの南東550km、スウェーデン南端近くの人口25万人ほどの港町です。
海峡をはさんで北西30kmにデンマークのコペンハーゲンがあり、2000年には両市を結ぶ「エーレスンド橋(Öresund)」が開通しました。
古くから交易や防衛の拠点として発展し、当時の石造建築物が多く残ります。
町の西側にある15世紀創建の「マルメ城(Malmöhus)」は北欧最古のルネサンス建築で、内部を博物館や美術館とした市内随一のスポットです。
ストックホルムの南西450kmにある、人口48万人のスウェーデン第2の都市です。
スカンジナビア半島随一の港湾都市で、貿易、海運が主要産業、また自動車のボルボの本拠地です。
1612年にグスタフ2世アドルフが建設し、オランダ人設計家による町並みは、運河や公園などオランダ風の景観がしのばれます。
ここから内陸の運河と湖を経由し、途中散策などのイベントを行いながら4〜6日でストックホルムまでクルーズする「ヨータ・カナル(Gota Canal)」があります。
スウェーデン最北部に近い北極圏にある内陸の人口2万7千人の町です。鉄鉱石の産地で、鉄鋼業で栄えています。6月〜7月中旬は白夜になります。
9月から3月にかけてはオーロラの観測も可能で、王立のオーロラ研究所があります。
空港がある町で、周辺の観光の拠点の町でもあります。
キルナの東20kmにある村です。
古くからサーメ人が住む村で、冬季限定で屋根、壁、ベッドなどがすべて氷で作られた「氷のホテル(Icehotel)」が名物です。
またサーメ人の住居や生活を実物で紹介する「サーメ文化村(Sami Culture Center)」や「トナカイ牧場」などがあります。
キルナの南90kmの町イェリバレ(Gällivare)の南西郊にあるスキーリゾートです。
一年中アウトドア・スポーツが楽しめ、国内外のスキーチームのトレーニング地にもなっています。
オーロラ見物の観光客も多いです。
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