スイスは、西部がフランス語、アルプスの南側がイタリア語、東部の一部がロマンシュ語、その他はドイツ語という多言語国家です。
もちろん地域ごとにその地方の言語で話しますが、異なる地域の人との会話は英語で行うのが主流となっていますので、旅行の際も英語ができれば十分です。
このページでは風光明媚なアルプス各地のスポットを紹介します。
また、北東に隣接する小国リヒテンシュタインも紹介します。
観光地ガイドのガイド
●自然物・景観・公園 ●人工庭園・公園 ●保養地 ●遊園地 ●遺跡 ●史跡 ●町・村・集落 ●繁華街・通り・広場
●寺院・教会 ●美術館・博物館 ●城・宮殿 ●その他建築物 ●有名人記念館 ●市場・商業施設 ●生産施設
★世界遺産
・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。
チューリヒの東南東50km、スイスのほぼ中央に位置する人口6万人ほどの町です。1332年にスイス連邦に加盟し、1798〜1802年のフランスの傀儡国家「ヘルベティア共和国」時代にはその首都になりました。
町の東にフィーアバルトシュテッテ湖が広がり、市内を横切って西方へロイス川(Fluss Reuss)が流れ出しています。チューリヒからインターラーケンへのアルプス観光の中継点として、観光客が多く訪れます。<ドイツ語圏>
ルツェルン市街中心部の地図
ルツェルン周辺の地図
ロイス川の湖から流れ出る地点近くにある木造の橋です。1333年建造で長さ200mの屋根付きの橋で、木造の橋としてはヨーロッパ最古です。
要塞として造られたため、川に斜めに架かっており、中ほどに八角形の見張り台「水の塔(Wasserturm)」があります。
屋根の内側に17世紀に飾られた110枚の板絵があります。
なお、1993年に火災で半分以上が焼失し、現在のものは再建されたものです。
カペル橋の南西にある大規模なバロック様式教会です。
この様式としてはスイス最古の1666年の創建で、チャペルにはスイスの聖人ブルーダー・クラウスの衣服が保存されています。
市街の北東部、湖の北岸にある市内最大のルネサンス様式の教会です。
8世紀に修道院として建てられ、1633年に火災で焼失、1645年に再建されたものです。
2本の尖塔が特徴で、16世紀のレリーフがある装飾が美しい祭壇があります。
ホフ教会の北西0.5kmにある砂岩に彫られた瀕死のライオンのレリーフです。
1792年のフランス革命時に、ルイ16世一家を守るために死んだスイス傭兵を記念して1821年に造られたものです。
作家マーク・トウェインは「世界で最も悲しく、最も感動的な岩の彫刻」と評しています。
ライオン記念碑の横にある公園です。2万年前の氷河が削った穴や、氷河に運ばれた石などがそのまま残されています。
化石の展示などがある博物館も併設されています。
ホフ教会の西にある城壁です。1386年に造られた町を囲んでいた城壁で、約800mほどの長さが残り、9塔が残されています。
塔は「時計塔(Zeitturm)」など3塔が公開されて中に入ることができます。
ルツェルン市街の南東5kmにある、ヨーロッパ最大の交通博物館です。
交通機関の歴史のほか、古い機関車や本物の航空機などの展示、プラネタリウムや無重力体験ができる「コスモラマ」などのアトラクションなどが楽しめます。
ルツェルンの南南西10kmにある標高2120mの山です。
した岩山の山容から「悪魔の住む山」とされてきました。登山ルートとしては、ルツェルン南郊のクリエンス(Kriens)からロープウェイ、または、山の南のアルプナッハシュタット(Alpnachstadt)から登山鉄道という2つのアクセスがあります。
大な眺めを楽しむことができ、ホテル、レストランもあります。
ルツェルンの西15kmにある標高1798mの山です。
には王族や貴族の山岳リゾート地となり、山頂は中央アルプスでは古い展望台となっています。
ルト・ゴルダウ(Arth-Goldau)と南麓のフィッツナウ(Vitznau)から、1871年開業の登山鉄道で登ることができます。
ルツェルンの南35kmにある標高3238mの山です。ら一番近い万年雪や氷河のある山で、スノー・レジャーが手軽に楽しめるスポットとなっています。
エンゲルベルク(Engelberg)から世界初の360度回転式のロープウェーで標高3020mの展望台に登れ、展望台周辺には、長さ130mの「氷河洞窟」や、ソリやスノースクーターなど雪遊びができる「グレッシャー・パーク」があります。
ベルン、ルツェルンの南、アルプス山脈北部の”ベルナー・アルプス(Berner Alpen)”北斜面の高地地方一帯をいいます。
アイガー(Eiger/3970m)、メンヒ(Mönch/4099m)、ユングフラウ(Jungfrau/4158m)といった秀峰が連なり、山麓には氷河湖が点在しています。リゾート地があちこちにあり、登山鉄道や、ロープウェーが観光地を結んでいます。<ドイツ語圏>
ベルナー・オーバーラント中心部の地図
インターラーケンからアルプスを望む鳥瞰図(夏) : 下にインターラーケン、奥にアルプスの山々が並びます。
インターラーケンからアルプスを望む鳥瞰図(冬) : 上記の冬バージョンです。
ベルン南東50km、ルツェルン南西60kmにある標高約560mの町です。
西にトゥーン湖(Thunersee)、東にブリエンツ湖(Brienzersee)に挟まれ、ユングフラウ方面の観光拠点としてホテルが集まっています。
国鉄の駅が東(Ost)と西(West)の2駅あり、その間1.5kmの通り沿いにレストランや土産物屋が建ち並んでいます。登山鉄道はすべて東駅から出ます。
インターラーケンの南東5km、シーニゲ・プラッテ山頂にある国内屈指の高山植物園です。
1929年の開園で、約600種の高山植物が自然と同じような環境で栽培され、この地になかった植物も自生地の土を運んで栽培しているそうです。
インターラーケンから登山鉄道でビルダースビル(Wilderswil)乗り換えで行くことができます。
インターラーケンの南10km、氷河に削られたU字谷にある標高約800mの村で、切り立った崖の上から落ちる滝があちこちにあります。
村のすぐ南にある落差300mの「シュタウプバッハの滝(Staubbachfall)」、南3kmにある10層の滝が洞窟を流れ下る「トリュンメルバッハの滝(Trümmelbachfall)」が主なスポットです。
ラウターブルンネンの南南西4km、高低差800mもの高さを登った谷の崖上にある標高約1630mの村です。
ラウターブルンネンからはケーブルカーと登山鉄道を乗り継いで行くことができます。
谷を挟んだ東には「シュバルツメンヒ山(Schwarzmönch/2648m)」がそびえます。
ガソリン車の乗り入れが禁止されて、きれいな空気と素朴な雰囲気が漂う村です。
村の西5kmには「シルトホルン(Schilthorn/2970m)」がそびえ、ロープウェーで登ることができます。ここから、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山を望むことができます。
また、村の北方の展望台「アルメントフーベル(Allmendhubel/1938m)」へはケーブルカーが通じ、高山植物の谷など、アルプスの風景が満喫できます。
ラウターブルンネンの北東2km、山の斜面にある標高約1270mの村です。古くから山岳リゾートとしてホテルやシャレー(別荘)が多く集まっています。
北東にそびえる「メンリヒェン山(Männlichen/2343m)」に登るロープウェーがあり、ユングフラウヨッホへの拠点としても便利な場所です。
ヴェンゲンの南東4km、インターラーケンからラウターブルンネン、ヴェンゲンと登ってきた登山鉄道路線の終点の駅です。
標高2061mで、ユングフラウヨッホやグリンデルワルト方面の路線の乗り換え駅となっています。眼前にアイガーの北壁が大きく立ちはだかっています。
標高3970mのアルプスの名峰です。氷食によって角錐状に切り立った峰が特徴です。1858年にイギリス人のバーリントンが初登頂しました。
標高差1800mに及ぶ北壁は、「アルプス3大北壁」の一つで最も登攀が困難な登山ルートとして知られ、初登頂は1938年になってからです。
クライネ・シャイデックの南4km、登山鉄道でアイガーをトンネルで抜けて到達する、ユングフラウ山とメンヒ山の間の鞍部にあるアルプスで最も人気のある展望台です。
標高3454mで、鉄道駅としてはヨーロッパの最高地点にあります。
1996年完成の「スフィンクス展望台」からは眼前にユングフラウ山やアレッチ氷河を望みます。
氷河の下に作られた氷の宮殿「アイスパレス(Ice Palace)」の他、レストラン、郵便局などもあります。
ユングフラウヨッホの南西2kmにそびえる、標高4158mのこの地域の最高峰です。
「乙女」の意味で、1811年にスイスのマイヤー兄弟が初登頂を果たしています。
ユングフラウヨッホから南へ延びる、アルプス最大の氷河です。全長22km、最大幅1.6km、深さは1000mにも及びます。
ユングフラウヨッホの氷の宮殿もこの中に造られています。
クライネ・シャイデックの北東7kmの村です。標高約1030mで、ホテルが多く集まる観光拠点です。
クライネ・シャイデックとインターラーケンから登山鉄道が通じています。
北方の「フィルスト(Fitst/2168m)」へはロープウェーで登れ、アルプスの風景を写す小さな2つの湖「バッハアルプゼー(Bachalpsee)」や「グローセ・シャイデック(Große Scheidegg/1961m)」へのハイキングコースがあります。
インターラーケンの西に細長く延びる湖です。東西約20km、幅4kmほどの氷河湖です。
北西端にトゥーン(Thun)、南岸の中央にシュピーツ(Spiez)といった中世の雰囲気を残す美しい町があります。
インターラーケンから遊覧船が出ています。
インターラーケンの東から北東方向に細長く延びる湖です。
東西約15km、幅4kmの氷河湖で、美しい水の色から「ベルナーオーバーラントの真珠」とも言われます。
インターラーケンから遊覧船が出ています。
ブリエンツ湖の北東岸にある町です。
”木彫りの里”として知られ、スイス唯一の木彫り職人養成校の「木彫り学校(Schnitzelerschule)」があり、1835年創業の工房兼ショップの「ジョバン(Jobin)」が見学スポットとして有名です。
また、標高2252mの展望台「ロートホルン(Rothorn)」に古いアプト式蒸気機関車の引く赤い客車でのんびりと登る旅も人気です。
ブリエンツの東15kmにある山間の町です。菓子の”メレンゲ”発祥の地で、地名がなまった命名と言われます。
またコナン・ドイルが「シャーロック・ホームズ最後の事件」の舞台とした地で、ホームズの書斎を再現した「シャーロック・ホームズ博物館(Sherlock Holmes Museum Meiringen)」があります。
町の南には、氷河の水が流れ落ちる美しい滝で、ホームズ終焉の地とされた「ライヒェンバッハの滝(Reichenbachfall)」、南東3kmには、深さ200mの垂直の断崖が1.4km続くアーレ川の渓谷「アーレシュルフト(Aareschlucht)」があります。
ユングフラウの南60km、イタリア国境近くにある標高1620mの山岳リゾート地です。
南西の名峰マッターホルン(Matterhorn)をはじめ、4千m級のアルプスの山々がまわりを囲んでいます。
ガソリン車の乗り入れを禁じ、町の中は電気自動車か馬車での移動になります。
ツェルマットからアルプスを望む鳥瞰図(夏) : 手前がツェルマット、中央右がマッターホルンです。
ツェルマットからアルプスを望む鳥瞰図(冬) : 上記の冬バージョンです。
ツェルマット南東5kmにある標高約3100mの展望台です。
左にモンテローザ(Monte Rosa/4634m)、眼前にゴルナー氷河(Gornergletscher)、右にマッターホルンという雄大な眺めを見ることができます。
ツェルマットから登山鉄道で登れます。
ツェルマットのすぐ東、標高2288mの展望台です。
地下ケーブルカーでわずか3分で登れ、美しい角度でマッターホルンの眺望が楽しめます。展望台にはレストランもあります。
スネガからロープウェーを乗り継いで標高3100mの展望台「ロートホルン(Rothorn)」まで行くことができます。
ツェルマットの南西、マッターホルンの北麓に位置する標高2583mの展望台です。眼前に大きくマッターホルンを望みます。
近くに地名となっている小さな湖があります。
ツェルマットからロープウェーを乗り継いで行くことができます。
標高3820mにあるマッターホルンを望む最高所にある展望台です。
山頂に造られた展望台はエレベーターでさらに高く登り、標高3883mの地点で眺めることになります。
360度の眺望で、マッターホルンやモンテローザの他、モンブランも眺めることができます。
ツェルマットからロープウェーを乗り継ぎ、ヨーロッパ一高所にあるロープウェーで到達ことができます。
標高4477mのアルプスの名峰で、イタリアとの国境にそびえています。初登頂は1865年イギリス人のウィンパーらです。
ピラミッド形の尖峰が特徴で、ツェルマット側の北壁は傾斜角56度の急峻な絶壁で「アルプス3大北壁」の一つです。
チューリヒ南東100kmにあるスイス最古の町です。5千年の歴史を持つといわれ、ローマ時代から栄え、旧市街には中世の街並みが残っています。
12〜13世紀の「カテドラル(大聖堂)(Kathedrale)」とその横に建つ「司教館(Bischofliches Schloss)」、8世紀からの歴史を持つ「聖マルティン教会(Kirche St.Martin)」などが見所です。
有名な観光列車”氷河急行”、”ベルニナ急行”の始発駅でもあります。
クールの北20kmにある小さな村です。
「アルプスの少女ハイジ」の舞台として有名で、ハイジの時代の暮らしを再現した博物館「ハイジのいえ」をはじめ、ハイジゆかりのスポットをめぐるコース「ハイジの道」がハイキングコースとして設定されています。
いわゆる観光地ではなく、牧草地が広がる自然豊かなスイスの田舎が味わえる地です。
クールの東南東25kmにあるウィンター・スポーツのメッカとして世界的に有名なリゾート地です。標高1540mの谷間にあり、空気がきれいで古くから呼吸器系の療養地でした。
町には多くのホテルの他に国際的な会議が開かれる会議場があります。
谷の両側には広大なスキー・エリアがあり、多くのハイキング・コースもあります。
トーマス・マンの小説「魔の山」の舞台となっています。
クールの南南東50km、標高約1800mのサンモリッツ湖畔にある高級リゾート地です。1928年、1948年と2度冬季オリンピックが開催されています。
ウィンター・スポーツをはじめ、ハイキング、ゴルフ、乗馬、湖上のヨットなどのスポーツ・アクティビティが充実しています。
スイス南部、ルガーノ湖湖畔のリゾート地です。
イタリア国境に近いイタリア語圏で、わずか30km南にイタリアの景勝地コモがあります。
気候が温暖なリゾート地で、街並みの風情や陽気な雰囲気はほとんどイタリアです。
付近には、イタリアの飛び地でカジノがある村「カンピオーネ(Campione)」、古い街並みの景観が美しい村「モロコーテ(Morocote)」などのスポットがあります。
クールの北30kmにある南北25km、東西6kmほどの小さな国です。スイスとオーストリアに挟まれ、山がちで人口は3万人ほど、公用語はドイツ語です。
1719年にリヒテンシュタイン家が公領とし、1809年に独立、一時ドイツに編入されましたが1866年に再び独立して「永世中立国」となりました。EUにも未加盟です。外交はスイスが代行するなど、スイスと結びつきが強い国です。牧畜や精密機械産業の他、切手の発行や節税目的の外国のペーパーカンパニーによる収入も多いです。
入国はスイス側からはほとんどノーチェック、オーストリア側からはEU圏出国の審査があります。
リヒテンシュタイン周辺とファドゥーツの地図
国のほぼ中央、人口5千人ほどの首都ファドゥーツ(Vaduz)を見下ろす丘に建つ町のシンボルです。
16世紀に建てられたもので、現在も国の元首の公爵が住んでいるため入城はできませんが、城の前から町全体が眺められます。
ファドゥーツの中心、観光局の2階にある切手の博物館です。
切手の歴史や原画、貴重な切手の展示などを行っています。
スイスの観光地ガイドページ
1.スイス北部・西部(チューリヒ、ジュネーブなど) 2.アルプス周辺各地・リヒテンシュタイン(このページ)
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