メキシコ東部・西部の観光地を紹介します。アカプルコ、ロスカボス、メリダ、チチェン・イツァ、ウシュマル、カンクン、パレンケなどです。


メキシコの観光地 - Mexico - 2







メキシコ東部・西部の観光地(アカプルコ/カンクン/チチェンイツァ/パレンケなど)


メキシコの観光地地図

メキシコは広い地域に古代からのさまざまな歴史が刻まれています。

古くは2万年前の遺跡が発見されており、紀元前1300年頃にはメキシコ湾岸にオルメカ文明、紀元前後にはユカタン半島にマヤ文明、現在のメキシコシティ付近にはテオティカワンの都市国家が築かれました。

テオティカワンは7世紀頃まで栄えましたが、その後は小さな都市国家が割拠し、その中から誕生したのが15世紀のアステカ帝国でした。
メキシコ史においては空前の大帝国でしたが、1519年に上陸したスペイン人エルナン・コルテスによってわずか2年で滅亡、それからは植民地時代を迎えます。

18世紀に入り、アメリカの独立戦争、フランス革命などに影響されて独立の気運が高まり、1813年に独立宣言、1821年に独立を達成しています。



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・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。

メキシコ東部

アカプルコ
(Acapulco)

メキシコシティの南300km、太平洋に臨む人口60万人ほどの港湾都市で、国際的なビーチ・リゾートです。年間を通じて常夏の気候で、年間300万人の観光客が訪れます。
1614年に伊達政宗が送った、支倉常長をはじめとする遣欧使節が上陸した地でもあります。
 アカプルコ旧市街の地図
 アカプルコ周辺の地図 

アカプルコのビーチ
 

アカプルコは西に旧市街のある半島が南に突き出す湾になっており、湾岸一帯にビーチがあります。波が荒く、遊泳よりも水上スキーやパラセーリングが盛んです。
ホテルや別荘が建ち並んでいますが、他のリゾートのようにアメリカナイズされていない雰囲気があります。


サンディエゴ要塞
(El Fuerte de San Diego) 

アカプルコ湾西の旧市街の湾岸にある要塞跡です。高台にあり、17世紀に海賊からスペインの貿易船を守るために造られたものです。
1776年の大地震で崩壊して、1784年に再建、現在は当時の貿易品などを展示する博物館になっています。


ラ・ケブラダ
(La Quebrada) 

旧市街の西、半島の西岸にある高さ45mの断崖です。
過去に死者も出たという、断崖の上から荒波の海に飛びこむ”クリフ・ダイビング・ショー”が名物のアトラクションになっています。


メキシコ東部のその他の地域
ロスカボス
(Los Cabos) 

メキシコ北西部、大陸から2500kmにわたって南東に細長く延びるバハ・カリフォルニア半島の最南端にあるビーチ・リゾートです。
最南端のカボ・サン・ルーカス(Cabo San Lucas)から、北東35kmのサン・ホセ・デル・カボ(San José del Cabo)までの海岸地域の総称で、青い海にクリーム色の砂浜が続きます。
1940年代以後釣り人が集まるようになり、それから保養地へ発展した比較的新しいリゾート地で、高級ホテルが点在し、民芸品店やブティックなども並んでいます。
 ロスカボス付近の地図


ティファナ
(Tijuana) 

メキシコ北西端、アメリカのサンディエゴと隣接する国境の町です。
サンディエゴ観光で訪れるのが一般的で、説明は アメリカ西海岸南部 にあります。


ユカタン半島周辺

メリダ
(Merida) 

ユカタン半島北西部にある人口70万人の州都です。
町の建物の大半に石灰石の塗料が使われ「白い町」と呼ばれます。ユカタン半島のマヤ遺跡観光の拠点となっています。
1920年頃に野口英世が黄熱病の研究で1年間滞在したことがあり、日本人には友好的だということです。


ユカタン歴史人類学博物館
(Museo Regional de Antropologia e Historia) 

メリダ市内にある、ユカタン半島の歴史やマヤ文明に関する博物館です。
ルネサンス様式の建物で、各地のマヤ遺跡の出土品の展示の他、建築物や壁画の実物大の模型もあります。


ウシュマル遺跡
(Uxmal) 

メリダの南90km、丘陵地帯の森の中にある8〜11世紀頃のマヤ古典後期の都市遺跡です。
南北1km、東西600mの比較的狭い敷地に、楕円円錐形で高さ38mの「魔法使いのピラミッド」、壮大なマヤ建築の「総督の館」、プウク様式とよばれる美しいモザイク模様が特徴の宮殿「尼僧院」などの建造物が残っています。


カバー遺跡
(Kabah) 

ウシュマル遺跡の南東20kmにある遺跡です。ウシュマルと同時期の遺跡で、現在はまだ発掘途上にあります。
壁面全体に雨神チャックの顔の彫刻で埋め尽くされた宮殿「コズ・ボーブ」が最大の見所で、その他マヤのアーチ門なども発掘されています。


チチェン・イツァ遺跡
(Chichen Itza) 

メリダの東130kmの森の中にある遺跡です。
2〜3km四方の敷地に広がり、南半分が6〜10世紀のマヤ古典期、北半分が10〜13世紀のマヤ・トルテカ期の遺跡になっており、全体で数百もの建造物が点在しますが、現在はその一部だけが発掘されています。
南部のほうには、天文台だったという「カラコル」や「尼僧院」、「高僧の墳墓」などがあります。
北部には、高さ23mで”ククルカン(羽の生えたヘビの意)”とよばれるピラミッド「カスティージョ」、いけにえの心臓を置いたという”チャックモール石像”がある「戦士の神殿」などの建造物があります。
なお「カスティージョ」では、毎年春分の日と秋分の日に、その名の通りヘビが降りてくるように影を作る”ククルカンの降臨”の現象が有名です。


カンペチェ
(Campeche) 

メリダの南西200km、メキシコ湾に臨むユカタン半島西岸の町です。
16世紀にスペインの植民地となり、海賊の襲来を防ぐために城壁に砦が設置された城塞都市でした。
当時の城壁は一部だけ残っていますが、旧市街は植民地時代の美しい街並みが残り、市街全体が世界遺産となっています。


エズナ遺跡
(Edzna) 

カンペチェの南東50kmにある、紀元前3世紀から紀元後2世紀頃のマヤ古典期の遺跡です。
遺跡の中央には高さ30m、5層のピラミッドが残り、中央の階段で頂上の神殿まで登ることができます。
壁面はこの時代の特徴であるヘビやジャガーの彫刻で飾られています。


カンクン
(Cancún) 

メリダの東350km、ユカタン半島の北東端近くにある国際的なビーチ・リゾートで、1970年代から開発された比較的新しいリゾート地です。
カリブ海とニチュプテ潟(Laguna de Nichupté)を分けるように、長さ22km、幅0.4kmほどの逆L字形の長い砂州が連なり、この上に高級ホテルが建ち並んでいます。
 カンクンの地図


イスラ・ムヘーレス
(Isla Mujeres) 

カンクンの北東10km沖のカリブ海に浮かぶ島です。南北8km、幅1km足らずの細長い島で、北西部にダウンタウンがあります。
ダウンタウン周辺と、南東部の西岸にビーチがあり、南端に近いガラフォン国立公園(Parque Nacional el Garrafón)は熱帯魚の保護エリアとなっているダイビングのメッカです。
カンクンから日帰りクルーズも出ています。
 イスラ・ムヘーレスの地図


コスメル島
(Isla Cozumel) 

カンクンの南100km、ユカタン半島東岸沖のカリブ海に浮かぶ島です。南北50km、幅15kmほどあり、グレート・バリア・リーフに次ぐといわれる長さの珊瑚礁があります。
北西岸のサン・ミゲール(San Miguel)が中心地で、南10kmにある入り江「チャンカナブ潟(Laguna Chankanaab)」は50種類以上の生物が生息する国立公園になっており、透明度も高いダイビングスポットになっています。
 コスメル島の地図


トゥルム遺跡
(Tulum) 

カンクンの南130kmにある、8〜10世紀のマヤ古典後期の遺跡です。唯一の海岸都市遺跡で、高さ12mの断崖上に60ほどの建造物が残っています。
大神殿の「カスティージョ」やフレスコ壁画の残る「フレスコの神殿」が見所です。
カリブ海をバックにした美しい景観は数ある遺跡の中でも群を抜いています。


ビジャエルモサ
(Villahermosa) 

カンペチェの南西380km、ユカタン半島の南西の付け根の位置にある町で、3千年前にオルメカ文化が栄えた地です。
北郊には当時の都ラベンタを再現した「ラベンタ野外博物館」があり、ジャングルの中に遺物を展示しています。巨石による人頭像が有名です。


パレンケ遺跡
(Palenque) 

ビジャエルモサの南東150kmの熱帯雨林にある遺跡です。
7世紀頃の建設といわれるマヤの聖都でしたが、10世紀頃に放棄されて忘れ去られていました。1773年に密林の中から偶然発見され、1952年にメキシコの考古学者アルベルト・ルスが地下の巨大なな王墓を発見してから一躍脚光を浴びました。
周辺はジャングルに覆われ、現在発掘されているのはごく一部ということです。
地下王墓が発見された「碑文の神殿」の他、4つの塔を持つ「宮殿」などの建造物が残っています。



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