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中国の国旗 中国 - China -

中国は正式名称「中華人民共和国」で、日本はもとより、世界中から観光客を集める観光大国です。
北東アジアの歴史の原点、4千年の歴史を持つ国で、日本の古代文化に大きな影響を与えました。

ただ悠久の歴史とは言いながら、広大な地域に多様な民族が暮らし、力を持った民族が台頭、侵略をし、国が興っては滅ぶという歴史の繰り返しであったことも事実です。

第二次大戦後の1949年に、共産党の一党独裁政権による現在の中国が成立し、1972年には日本との国交正常化を果たしました。

2008年の北京オリンピック、2010年の上海万博と、近年立て続けに国家の威信をかけた大イベントを開催し、著しい経済発展で、世界の工場といわれ、また世界で最も魅力的なマーケットになりました。

しかし貧富の差の増大や環境汚染、急速な高齢化など、高度成長に陰りが見え始め、先進国がたどってきた道を今後たどろうとしています。
さらに賃金レベルの上昇などで、製造業の立地国としては曲がり角に来ています。

また、日本侵略の過去については常に厳しい態度をとり、たびたびぎくしゃくした関係が発生しています。
特に2012年の日本政府の尖閣諸島国有化以降、政府の態度や、市民による日本企業の襲撃デモの発生など、関係が冷え込んできています。

それだけでなく、南シナ海での島嶼の領有権主張や、国内でもチベットなどでの民族的な対立など、内外においてその共産党一党独裁政府による威嚇的態度は、周辺国との摩擦の火種をかかえています。

とはいえ、古代からの魅力的な観光資源が多くあり、観光のポイントは全土に広がります。
多様な風土と、どこでも悠久の歴史にふれることができる国です。

首都の北京や経済の中心地の上海へは、日本の主要な空港からの国際便が飛んでいます。
また、成田や関西、中部といった国際空港からは、その他の中国内の多くの主要都市へ国際便があります。

所要時間は成田から、上海・大連へ3時間、北京へ4時間、広州へ5時間、成都へ6時間といったところです。




中国の地図

中国の概要

主要データ

面積: 960万ku(日本の26倍)
人口: 13億5382万人(2012年)
人種: 漢民族(9割)、55の少数民族
言語: 中国語
宗教: 仏教、道教がほとんど、他にキリスト教イスラム教など

気候

華北・華中 = 温帯モンスーン気候で、四季がはっきりし、夏は高温多湿、冬は寒いです。春秋は快適です。
華南 = 亜熱帯気候で、夏暑く、冬も温暖です。
東北地方 = 大陸性冷帯気候で、夏は温暖ですが、冬の寒さは非常に厳しいです。
内陸部 = 大陸性気候で、夏は高温、冬は寒いです。比較的乾燥しています。1日の寒暖の差が大きいです。
西北部砂漠地帯 = 砂漠気候や、わずかに降雨のあるステップ気候です。日中は高温ですが、夜間は冷えます。
南西部チベット高原 = 年間の温度変化は大きくはないですが、昼夜の温度差が大きいです。

時差

日本標準時 − 1時間。
北京を基準にした時間で、東西に広大な国ですが、全土でこの時間を使います。

通貨

元(ユアン、紙幣表示は「圓」です。通貨コード:CNY)


中国の観光地

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