このページではインド東部各地のスポットを紹介します。
インド東部はベンガル湾沿岸から、北はネパール、ブータンのヒマラヤ南麓、バングラデシュを取り囲み、中国やミャンマーと接する地域まで複雑な国境線を描いています。
広い地域ですが観光地は比較的限られています。
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★世界遺産
・ガイド中の距離記述は、管理人が地図から求めた直線距離です。
インド半島東岸の北部にあるオリッサ州の州都で、紀元前にはカリンガ王国の都だった地です。
古代から多くの寺院や神殿が造られ、最盛期にはその数が7千を越えていたといわれ、現在も500以上の寺院が残っています。
市街の南、高台にあるブバネシュワール最大のヒンズー教寺院です。
高さ45mの砲弾型の塔(シカラ)が7世紀に建てられ、多くの拝殿や塔が11世紀までに建てられました。
寺院の外壁には神々や男女交合像(ミトナ)のレリーフがびっしり彫られています。ヒンズー教徒以外は中に入れません。
リンガラージャ寺院の東にある寺院です。
11世紀に建てられた寺院で、塔(シカラ)と礼拝堂が隣り合って建てられています。
シカラには彫刻が施されていますが、礼拝堂には一部しかありません。
ブバネシュワールの南60kmのベンガル湾に臨む町プーリ(Puri)にある、ヒンズー教の宇宙の主ジャガナートを祀る寺院です。
オリッサ建築の最高傑作といわれ、高さ60mの塔を持つ本堂と拝殿、舞楽殿から成ります。
ヒンズー教の聖地の一つであり、いつも参拝者であふれています。
ヒンズー教徒以外は中に入れませんが、寺院前の図書館の屋上から眺められるそうです。
プーリの東30kmのコナラク(Konarak)にある、13世紀に建てられた神殿で、ヒンズー教の太陽神スーリヤを祀る稀少な神殿です。
神殿全体が天を駆ける馬車の形に配置されています。
本殿はかつて高さ75mあったといわれますが、現在は基部だけが残っています。高さ39mの拝殿と舞楽殿はそのまま残っており、基壇にはレリーフが一面に彫られています。特に馬車を意識した12組24個の車輪のレリーフが特徴的です。
ブバネシュワールの北東350kmにある人口1200万人の大都市です。ガンジス川デルタに位置する工業、港湾都市です。
17世紀末からイギリスの東インド会社が置かれてイギリス支配が始まり、1912年まで英領インドの首都が置かれていました。市内の中心をガンジス川支流のフーグリ川(Hooghly River)が流れ、市内にはイギリス植民地時代の史跡がいくつも残っています。
英語圏でカルカッタ(Calcutta)と呼ばれていましたが、2001年に正式にコルカタになりました。
コルカタの地図
市の中心部にある、1847年創建のインド最古の聖堂です。
インド・ゴシック様式で、高さ60mの塔が中心に建っています。豪華な装飾の飾り壁や、聖書に基づくフレスコ画などがあります。
セントポール大聖堂の西にある、1901年に死去したイギリスのビクトリア女王を記念して1921年に完成した建物です。
タージ・マハルを模した大理石の白い建物で、現在は博物館として公開されています。ビクトリア朝時代の絵画や美術品が展示されています。
セントポール大聖堂の北2kmにある、1814年創設のインド最古の博物館です。
考古、美術、地質、生物など広範な分野の展示品を数多く所蔵しています。特に、紀元前2世紀にインド中部のバールフトで出土した彫刻のある欄楯(らんじゅん=欄干)は見所の一つです。
インド博物館の北東5kmにある寺院です。
1867年に宝石商のバドリダス・ムーキムが建立したもので、イタリア風庭園を組み合わせるという風変わりな造りです。
宝石商の寄進らしく、宝石をはじめ鏡やカットガラスなどで飾られています。
セントポール大聖堂の南3kmにあるヒンズー教寺院です。1809年創建で、シバ神の妻であるカーリーを祀ります。
血を好む狂気の女神のため、境内では毎日いけにえとしてヤギの首がはねられています。
市内中心部の西10km、フーグリー川の西岸にある植物園です。
1787年に東インド会社が設立した薬草研究所が前身です。
3万種の植物が集められており、特に樹齢200年、高さ30m、枝葉の広がる周囲が400mという世界一のバニヤンの木が有名です。
コルカタ市内に10ヶ所ほどあるマザー・テレサが設置したホスピス、孤児院です。
マザー・テレサは1929年から没する1997年まで当地で孤児や死に瀕した人を救う活動をした、マケドニア出身でアルバニア系の修道女です。1979年にノーベル平和賞を受賞、逝去時にはインド政府が国葬を行ったという偉大な人です。
これらの施設では世界中からボランティアが集まって収容している人たちの世話を行っています。
日本でもホームステイをしながら観光も含めた数日間のボランティア・ツアーがいくつもあります。
インド東北部、ヒマラヤ山脈南麓の標高2200mにある高原の避暑地です。
1835年に東インド会社が療養所を建設したのが始まりです。
ダージリン紅茶を産する茶園が広がり、北にヒマラヤのカンチェンジュンガ(Kanchenjunga/8598m)を望むことができます。
ダージリン最古のチベット仏教寺院「グーム僧院(Ghoom Monastery)」、インドの登山家を養成する学校「ヒマラヤ登山学院(Himalayan Mountaineering Institute)」、ヒマラヤの動物が見られる「ダージリン動物園(Darjeeling Zoo)」、茶摘や紅茶の製造が見学できる「ハッピーバレー紅茶園(Happy Valley Tea Estate)」などがあります。
また、朝日に輝くカンチェンジュンガを望むスポットとして北13kmにある「タイガー・ヒル(Tiger Hill)」が有名です。
正式名称は「ダージリン・ヒマラヤ鉄道(Darjeeling Himalayan Railway)」です。
標高200mのニュー・ジャルパイグリ(New Jalpaiguri)から、標高2300mのグーム峠を越えてダージリンを結びます。
紅茶の輸送やイギリス人の避暑のために1881年に開通し、レール幅610mmと日本のJRの半分強の非常に狭い線路を走る小型の軽便鉄道です。
しかし全長は88kmあり、時刻表では6時間半、実際には7〜8時間かけて1日1往復走ります。途中ループ線が3ヶ所、スイッチバックが6ヶ所あります。
鉄道として世界で2番目に世界遺産に登録されたため、これを機会に観光列車として整備されています。
なお、並行するバスは同区間を3〜4時間で走ります。
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