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フィリピンの国旗 フィリピン - Philippines -

フィリピンの地図

フィリピンは、7107といわれる数の島々で構成される島嶼国家です。
北にルソン島、南にミンダナオ島という大きな島があり、その間に大小の島々が近接して浮かんでいます。
リゾート地として人気のセブ島は、ほぼ中央部にあります。

ルソン島の北端から、ルソン海峡、バシー海峡を隔てて、400km北に台湾があります。

もともとはマレー系の人々が住み、中国や東南アジアとの交易で栄えていましたが国にはなっていませんでした。

16世紀にスペインが征服、1898年にはアメリカの植民地となり、太平洋戦争では1942年に日本が占領しました。

しかし戦前からアメリカが議決していた独立法を日本も認め、大戦中の1943年に独立を果たしました。

戦後は1965年から長期のマルコス政権が続き、民衆の不満で政権交代しましたが、その後も安定した政情にはなっていません。

基本的には、米のほかサトウキビやバナナなどを産する農業国で、マルコス政権時代に軽工業も発達しましたが、政情不安もあって他の東南アジアと比べて電機や自動車といった現在の主要産業の海外からの進出は遅れています。

アメリカの植民地になったことがあり、現地語のタガログ語のほかに英語も早くから教育され、ある程度の学歴のある人は英語が話せるということです。
そのため、フィリピンは世界で3番目に英語の話者が多い国とされています。

歴史的な見所は多くありませんが、熱帯のリゾート地を多く抱え、魅力的なダイビング・スポットがたくさんあります。

ただ、2013年11月の台風30号で、中部のレイテ島やサマール島を中心に壊滅的な被害が起きるなど、地球温暖化の影響を受けていると思われる強力な台風が最近しばしばフィリピンを通過するようになりました。
旅行の前には台風の発生状況もチェックしておく必要があります。

日本からの直行便は、首都マニラとセブへの便があります。

マニラへは成田、関西、中部空港などの国際空港の他、福岡からも便があります。
セブへは成田空港からの便があります。

所要時間は、いずれの都市も関西方面から4時間、東京方面から5時間程度です。




フィリピンの概要

主要データ

面積: 30万ku(日本の4/5)
人口: 9485万人(2011年)
人種: タガログ族をはじめ多数のマレー系民族が主
言語: タガログ語英語も普及しています。
宗教: カトリック(8割)、プロテスタント(1割)

気候

全般に高温多湿で、5〜11月が雨季、12〜4月が乾季です。
南部のミンダナオ島は年中雨の多い熱帯雨林気候です。

時差

日本標準時 − 1時間です。

通貨

フィリピン・ペソ(Philippines Peso、略号:P、通貨コード:PHP)
補助単位としてセンタボ(略号:¢)があります。P1=¢100です。


フィリピンの観光地

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