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台湾の国旗 台湾 - Taiwan -

台湾の地図

台湾は「中華民国」という正式名称で、沖縄県の石垣島の西方にあります。

かつては日本の植民地でしたが、比較的親しみをこめて接してくれる国です。
東日本大震災の際も、トップのアメリカからの総額に近い、世界で2番目に多い義捐金をおくってくれました。

台湾は14世紀の元による領有に始まります。

1624年にはオランダの東インド会社が南部を制圧したのに始まり、直後には北部にスペインが進出、しかし1642年にオランダが台湾全島を制圧しました。

その後1661年に、鄭成功がオランダを追放して台湾の英雄になりますが、1683年に清の支配に入りました。

近代に入り、1895年に日清戦争で清が敗北したため、日本の統治下に入りました。

第二次大戦終結後には、毛沢東率いる共産党と対立していた蒋介石の南京の国民政府が台湾に入り、1950年に中華民国を建国しました。

台湾は、中華人民共和国と対立の中で、1971年に国連総会で中国の代表権を喪失、日本は1972年に中華人民共和国と国交を樹立して、台湾との国交はなくなりました。

現在は中国に対して独立の立場を主張しながら、共存の道を模索している状況です。

日本との国交は喪失していますが、従来の民間レベルの良好な交流は継続していて、現在もビザなしで自由に渡航ができます。

台湾はトロピカルな風土で農業や漁業が盛んな一方、ハイテク産業も発達しています。
中心都市である台北の他に、北から南まで観光のスポットが点在しています。

人種として台湾の人を分類すると、85%は中国本土の福建方面をルーツとする「本省人」、残りのほとんどは戦後に中国各地から渡来した「外省人」に分かれます。
古代からの原住民はごくわずかです。
「本省人」は学術的に、もともとは南方系であるという説もあります。

公用語は、北京語といわれる中国本土の標準語ですが、表記の漢字は日本の旧字体である「繁字体」を使っています。
ただ、「臺灣」は「台灣」と書くこともあり、いくらかの略字も存在するようです。

日本からは、中心都市の台北と、台中、高雄への国際線があります。

台北には、国際線が発着する台湾桃園(タイワン・タオユアン)国際空港と、国内線が主に発着する台北松山(タイペイ・ソンシャン)空港があります。

台湾桃園国際空港へは、成田、関西、中部といった主要な国際空港の他に、多くの地方空港からもフライトがあります。
羽田空港からのフライトは、松山空港に到着します。
所要時間は、東京方面から3.5時間、関西から3時間弱です。

高雄へは成田と中部空港から、台中へは那覇空港から国際便が出ています。

主要都市が集まる西海岸には、日本から輸出した新幹線が南北に走り、快適に移動ができます。




台湾の概要

主要データ

面積: 3.6万ku(九州よりやや小さい)
人口: 2323万人(2012年)
人種: 漢民族(98%)、高山族(2%)
言語: 中国語
宗教: 仏教4割、他に道教や民間信仰など

気候

北部が亜熱帯、南部が熱帯で南へ行くほど四季の区別がなくなります。
北部は夏に、南部は冬に降水量が増えます。
7〜10月は台風が頻繁に襲来します。

時差

日本標準時 − 1時間

通貨

元 [英語では New Taiwan Dollar](通貨コード:TWD) 


台湾の観光地

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